蓄積

Posted by музыка on 16.2016 日々徒然   0 comments   0 trackback
私はここ数年、高校の保育専門コースのピアノ指導をしているのですが、一時期多すぎて困っていた保育コース希望者が最近減っているらしいです。
実際のところはどうなのかわかりませんが、
「きっと、メディアが保育士さんのお給料が低いことを盛んに報道するからじゃなかろうか?」
というのが保育コースに関わっている現場の先生方の想像です。

確かに、高給ではないかもしれません。
だけど、フリーランスの私にとっては、それまでゼロだった収入がきちんと雇用されて一定額になるって、すごいことやと思うのです。

私は、大学時代にバイトでコツコツ貯めたお金をはたいてモスクワでのサマーセミナーに参加するための費用と飛行機代を出したので、その結果、留学から帰ってきた時の銀行の残高は3ケタでした(笑)。
海外に6年間いたせいで日本での仕事の繋がりはほぼなく、文字通り収入ゼロからの出発。
0が1になり、2になり、3になり・・・。
私にとっては、仕事というのは徐々に増えるもの。
初任給でいきなりポーンと十数万円の収入がいただけるやなんて、夢のような世界です。

何事にも「その日、その時」というのがあると思うので、私の場合は、あまり忙しくなかったからこそ母の闘病生活を支えられました。
家族全員がフルタイムで働く中での看病だったら、おそらく家の中は想像を絶する大変さやったはず。
母が亡くなった時も、わんこが亡くなった時も、きちんと看病して看取ることができたのは、きっと、神様がどこかでうまく吉久家のバランスを取ってくださってたのでしょう。

そして卒業からちょうど10年の今、いろんな方からお仕事の声をかけていただけて、気がつけば来年も結構本番が入っていて、手帳が全然真っ白じゃない(笑)!
年末年始は本番がないし暇やからゆったりしようと思っていたのですが、譜読みに追われること必至です。
なんだか嬉しい悲鳴。
お仕事依頼のメールが来て手帳の来年の欄に書き込む度に、しみじみと、感謝の気持ちが湧いてきます。
ソロよりアンサンブルの方が大好きな私に、一緒に演奏する機会をたくさん与えてくださって、みなさま本当にありがとうございます!


さぁて、今週末は学校公演!
クラリネットとチェロとピアノのトリオです♪
イベールの間奏曲やらベートーヴェンの街の歌やエリーゼのために、サン=サーンスの白鳥、などなど。
普通の高校生やと、きっと自分からクラシックの演奏会に足を運ぶ子はひと握り。
演奏会の方から自分のところへ来てくれるって、私が高校生やとしたら、なんか嬉しい企画やなぁ、と思います(笑)

それにしても、やっぱりベートーヴェンは奥が深くて難しい・・・。


ポーランドダンスに思う

Posted by музыка on 09.2016 日々徒然   0 comments   0 trackback
先日、ポーランドのダンスの講習会に行ってきました!
ポロネーズやマズルカ等、クラシック音楽の中にもしょっちゅう出てくるダンスのステップがどんなものなのか一度体験してみたくて。
教えてくださったのは、ポーランドの国立舞踏団所属のダンサー。

興味津々で行ってみたはいいものの、バロックダンス歴6ヶ月、それも2週に1回ペースの私には全くもってステップを覚えられず、えらく大変でした。
でも、へっぴり腰で踊りながらも、自分自身について、文化について、教えるということについて、思うところがいろいろありました。

今回習ったステップは全て男女でペアを組んで円になって踊るタイプ。
男性は円の内側、女性は外側。
私は女性役やったので、外側に。
男性役のおばさまは、私よりずっとダンス歴が長そうな方で、ぐいぐいとリードしてくださるのはいいものの、普通の歩幅じゃついて行けない!
本来歩くようなステップのはずなのに、ナゼ私は小走り???

で、気づいた!
背が高い男性が内回り、小柄な女性が外回りやと、女性の方が移動距離が多いのは当たり前。
これって、男性から女性への配慮が無いと踊りとして成り立たない。
レディファーストがダンスの中にまで組み込まれてるんだなぁ〜、と。
それに、男性のちょっとした力加減で、進みやすさが変わってくる!

子供の頃から海外文学が好きだったので、舞踏会のシーンってよく出てきて頭の中で想像していたけれど、
「あの人はダンスが上手!」
とか、
「リードがうまい!」
というのは、こういうことやったのね、というのを下手なりに実感しました。
これが日本やと、女性が内側で内助の功、男性が外側で派手に踊るのかもしれません・・・(笑)

実際に踊ってみると、昔の貴族社会ではダンス教師が必要不可欠な職業やった、というのがよぉ〜くわかります。
「ダンスが上手い=仕事ができる」という価値観の時代があったそうな。
ベルばらの舞台、マリー・アントワネットの頃かな?
要は、忙しいスケジュールを縫って、次の舞踏会に向けてダンスのステップを覚えて準備できる=時間管理能力&自己統制力がある、ということっぽい。
ワタシ、現代に生まれて良かった(笑)

あと、やっぱりヨーロッパは騎馬民族なんやな、というのもすごく感じました。
昔動物園のポニーに乗った記憶さえあやふやな私が言っていいのかわかりませんが・・・。
あんまり、大地を踏みしめる感じやないのです。
いつも、上へ、上へ。
日本だろうがヨーロッパだろうが、米か麦かという違いはあれど、普通の農民が穀物や野菜を育てるという点では同じはずやのに、なんでやろう?

この動画の後半、3:45辺りから私が習ったマズルカと同じ音楽で、同じステップが出てきます。
私は最初の数小節でギブアップやったけれど(笑)
おまけに、ここに出てくる男性ダンサーの1人が、教えてくださった先生やった気がする・・・。



ね、めっちゃ跳ねるでしょ?
他にもいろいろ感じたことがあったので、それはまた後日!




世界の巨匠たちが子どもだったころ

Posted by музыка on 07.2016 日々徒然   0 comments   0 trackback
先週、JR京都伊勢丹でしている美術展に行ってきました。

世界の巨匠たちが子どもだったころ

ホームページはこちら→世界の巨匠たちが子どもだったころ

結論から言うと、めっちゃ面白かったです!
世界や日本の巨匠たちが10代からMAX20歳までの作品たち。
「なんでその歳でそんなんが描けんねん!?」
というような驚愕の作品から、未来のキョショーの小学生時代の作品まで、いろいろ。

当然みんなめっちゃうまいのですが、ツッコミどころ満載なのです(笑)
「あんた、そりゃどう考えたって、身体ムキムキ過ぎの顔は小さ過ぎやろ?」
というバランスのちょこっと変な、でもすご〜く精緻なデッサン。
「それはどこからどう見てもモディリアニの真似ちゃうん?」
という人物画。
「確かにめっちゃ精巧ですんごい上手いんやけど、なんか背景とメインの絵が全く溶け込んでへんやん!」
という悪い意味で3Dな絵。

「へぇ〜、戦前の日本にロボットっていう概念が存在したんや!?」
とビックリな戦前の小学生の作品。
現代の小学生の作品と言っても通用しそう。
「ラフなデッサンやのにオシャレな雰囲気やな」
と思ったら、日本からアメリカに移り住んだ移民の画家の作品やったり。
日本の画家の作品には、10代なのにナゼか仙人の絵、多し。
戦前ということを考慮したとしても、テーマが老成し過ぎやろ(笑)

「10代前半やのに、これはすごいなぁ!」
と感服した日本画を描いたのは、「智恵子抄」で有名な高村光太郎のお姉さん。
でも、夭逝したそうな。
天は二物を与えず、なんですね・・・。

何人かの画家たちは、おそらく学校の宿題であろう作品が並べられていて、小学生の時は
「この子絵が上手なんやなぁ」
という親しみのある感じやったのが、年齢が進むにつれ、
「おぉぉぉ〜〜〜!」
という変化を遂げ、化けていく。

「才能」という一言で済ませてしまっていいのかはわからないけれど、でもやっぱりすごい才能。
未来の画家たちがいろんなものを真似、吸収し、自分のスタイルを確立してゆくそのプロセスを垣間見た展覧会でした。

今週日曜日までなので、ご興味のある方は、ぜひ!
きっと楽しめると思います。



最近の戦利品

Posted by музыка on 31.2016 ピアノ教室   0 comments   0 trackback


料理作りたい熱に波があるように、楽器欲しい熱や楽譜買おう熱にも波があります。
最近その波が押し寄せてる感じ。
きっかけはバロックダンスでした。

バロックダンスのレッスンでフラメンコ用のカスタネットが必要で、「どうせ買うならそれなりに良いものを買おう!」と購入したカスタネット、黒檀製!
弾いてみるとめっちゃ楽しくて、打鍵の瞬発力の訓練にすごく良さそうな気がしたから、生徒さん用に注文した、一回り小さなプラスチック製。
今届きたてホヤホヤ(笑)
打楽器メーカーの日本製やからか、プラスチックなのになかなか良い音がします。

「指揮者ポーズで良い腕のポジションを覚えよう!」
ということで、指揮棒。
500円もしないで買えるのね〜。
惜しげなく使えます。

先日、仕事帰りに立ち寄った民族楽器店で前からずっと欲しかったタンバリンをゲット!
買ってみて思ったのは、私は周りのシャラシャラした音はあんまり好きじゃないってこと(笑)
太鼓の方が好きだな。

そして、もう一つ。
フィンガーシンバルっていうそうな。
名前に興味を惹かれて、送料対策に買ってしまった…。
ベリーダンスで両手に1セットずつはめて鳴らすみたいやけれど、指先にはめるには、ウェイトトレーニングみたいに重い…。
でも、トライアングルか?風鈴か?という素敵な音がします。

さて、どんな風にレッスンに取り入れようかなぁ?


巡り合わせ

Posted by музыка on 30.2016 日々徒然   0 comments   0 trackback
今日は、普段は星占いには興味がない私でさえ「不思議な星廻り」としか表現できないような1日でした。

朝、駅の階段を上ろうとしたら、下りてくる地元の音楽家協会の役員さんにバッタリ!
夕方、楽譜屋さんに寄ったら、元生徒さんのおばあさまにバッタリ!
一緒に隣のスタバに移動して、今は高校生となった生徒さんの近況を聞き、進路相談に乗り、その後晩御飯の買い物をしに、デパ地下へ。
そしたら、入り口で恩師にバッタリ!
今度は私が近況報告をし、相談に乗ってもらいました。

同じ地元とはいえ、3人も重なるやなんて。
こういう日ってあるんやねぇ。

人として、音楽家として、指導者として尊敬する恩師に久しぶりに会えて、そのブレない姿勢に触れて、
「明日から頑張ろ!」
と思いました。

私がこの恩師に出会ったきっかけは、私が高校生の時に高槻へ引っ越してきた頃にさかのぼります。
「こどもたちには、家庭と学校以外の価値観も知ってほしい」
と願った母が、最寄りの教会学校へ弟達を連れて行った時に、たまたま教会の前で声をかけてくださったのが、その教会でオルガニストをしている恩師だったそうです。

それまでピアノを辞めたいと思っていた私は、そんなひょんなきっかけから彼女に教えていただけることになり、そして今の私があります。
もし彼女に出会っていなかったら、今の私は絶対にピアノを弾いてない。
そう断言できます。

自分自身が教えるようになって、彼女が私のためにしてくれたことの大きさを改めて思う時、
「私はそれだけのことを自分の生徒さん達にできるだろうか?」
と考えたら、たぶん無理(汗)
でも、不甲斐ない生徒だった私と必死で向き合ってくださった彼女への恩返しのつもりで、生徒さん達と向き合っています。

私は今、私が初めて彼女に出会った頃の彼女の年齢位(たぶん 笑)。
ということは、今高校生の私の生徒さん達が今の私の年齢になった時、私は今の先生位の年齢位。
その時に、今の先生みたいに現役で凛とした自分でありたいなぁ、と切に思いました。


なつのおんがくかい

Posted by музыка on 06.2016 ピアノ教室   0 comments   0 trackback
この間の土曜日、年に一度の発表会が終わりました。
発表会の名前を「なつのおんがくかい」に決めて、父にロゴをデザインしてもらったのが、何年前のことでしょうか?

なつのおんがくかい

私の生徒さん達は見慣れていると思いますが、このロゴ、可愛いでしょ?
自画自賛ならぬ、父画娘賛です(笑)


これまでも発表会は勝負の場ではありましたが、生徒さん達の年齢が上がってきたせいか、今年は準備期間がこれまでとは比べ物にならない大変さで、終わってからのこの一週間、廃人。
「はいじん」で変換したら真っ先に「俳人」が出てきたけど、そんなええもんやない、「廃人」です(笑)

どのタイミングでレッスンを追加するか?
本番前に弾き合い会をした方がいいのか?
残された日数が減っていくなかで、何を優先するか?
何をどこまで言うか、言わないか?
日々いろんなことをい〜っぱい考えました。

「発表会で全員の笑顔が見られるように!」をモットーに、頭の中で常に一手先を読み、取捨選択しながらのレッスン(を心がけたつもり)。
毎日のように「私が大切にしたい自分の軸って何なんやろう?」と自問自答。
私の最大の願いは「音楽と一生お友達でいてほしい」やけれど、そのために何が必要で、何をすべきか?
ほんと悩みました。

私なりに出した答えははまたブログに書きたいとは思っていますが、結論から言うと、私にとっては生徒一人ひとりの成長を実感した発表会となりました!

プライドが高くて、間違う自分が許せないから、逆に練習しなくなってしまった子。
私が教え始めて数年、今回初めて自発的に練習して歌心のある演奏を披露してくれました。

ハニカミ屋なところがあり、なかなか演奏に感情が乗せられない子。
かなり背伸びした曲を選んだ上に練習大好きタイプではないので、完璧な演奏とはいかなかったけれど、最後の1週間でめっちゃ成長!
そろそろこの子の「その時歴史は動いた」の瞬間は近いな、という手応えを感じました。
(ちょっと例えが古いかな・・・?)

練習嫌いでお家でお母さんとバトルしまくりの子が、家からテコでも動かず最後のレッスンに大幅遅刻。
ただでさえ時間が足りない上にお説教でレッスン時間が更に短くなり(笑)
でも、レッスンから発表会当日までの数日で自分で頑張って練習してきて、本番がベストの演奏。

ソロでは緊張し過ぎて舞台袖で氷のような手をしていた子が、アンサンブルの舞台では目を瞠るばかりの演奏をしたり。

最近私が弾いたばかりの曲を選んだばかりにレッスンでぽんぽんいろんなことを言われ、ぽろぽろと涙をこぼしながらレッスンを受けていた子が、本番で堂々とした演奏を聴かせてくれたり。

これまでは自分が緊張していることにすら気づけていなかった子が、初めて舞台上で自分との戦いに勝ったり。
本人は記憶があまりないそうですが(汗)

エトセトラ、etc。

私の生徒さんはそんなにたくさんいるわけではないのに、なんというドラマに満ち溢れた発表会(笑)
教える私にとっても、苦労した分ハッキリと疑問点や自分自身の改善点が見えてきて、大切な発表会となりました。

来年の発表会までに、もう一度人前で演奏する楽しい機会を作ってあげたい!
実現、できるかな・・・?

幼稚園コンサート

Posted by музыка on 25.2016 コンサート   0 comments   0 trackback
しばらく前のこと。
よく一緒に演奏させてもらっているチェリストからお誘いがあり、箕面市の幼稚園でのトリオのコンサートへ行ってきました。
私達はコンサートのオープニングで演奏させていただいたのですが(なんと9時半開演!)、園児たちの元気なこと!
普段そんな朝早くに本番のことなんてめったにないので、朝イチからうまく緊張する方法がわからなくて困りました・・・。
というわけで、めちゃリラックスした本番に。

幼稚園コンサート

クラシック中心で、というリクエストだったので、3人で相談して、
モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク
サン=サーンスの白鳥
ゴセックのガヴォット
チャイコフスキーの花のワルツ
というプログラムに。
オープニングとして、なかなかいいプログラムでしょ(笑)?

初めてご一緒させていただくヴァイオリニストさんだったのですが、いろいろアイデアを出し合ったりして、合わせの段階からとても楽しい時間でした。
このメンバーでまた一緒に演奏できる機会があるといいなぁ。

コンサートでは、自作のストーリーで音楽つきの紙芝居をしてくださる方もいて、待機中に袖から聞いていたのですが、ゾウさんの留守中にブタさんがゾウさんのドーナツを食べちゃう場面で、紙芝居のお姉さんが、
「そんなこと、していいのかなぁ〜?」
と園児たちに問いかけると、みんな一斉に、
「あっか〜〜〜ん!!!」
というちょっと怒った声でのお返事が。
その声音があまりにも可愛くて、これがこの日の私の楽しい思い出ナンバーワン。

こういうのがあるから、こどもと関わる仕事はやめられない!




初心に還る

Posted by музыка on 01.2016 コンサート   0 comments   0 trackback
私は昨年度から産休中の先輩の代役として、大谷大学混声合唱団の伴奏をしているのですが、そのサマーコンサートが先週土曜日にありました。
彼らにとっては、前期の集大成。
学生正指揮者、副指揮者がそれぞれ選んだ曲集を演奏する第1、第2ステージと、ポップスやアニメの主題歌、童謡等を挟みながらお芝居が進んでいく第3ステージ。

全部で何曲あったんやろう?
メドレーの中のたくさんの曲も合わせたら、30曲近く。
ひょっとするとそれ以上かも。

それを本番までに形にするために、本来の練習開始時間より早くに大学へ行き、学生指揮者さん達との練習をしたりもしました。
そうすると、ちょっと早めに練習場所に来てまったりしていた子達がどんどん指揮者と私の練習の中に入ってきて、ピアノと指揮だけでの練習のはずが、歌が加わってどんどんハーモニーになっていく。
その表情がみんな本当に楽しそうで、生き生きしていて。

「そうやんね。音楽ってそういう喜びなんよね。」
と弾いているこちらまでウキウキワクワク。
響きにつつまれて、一緒に音楽を作っていく感覚が心地よくて。
「伴奏者」としてお仕事している私が楽しくなっちゃいけないのでしょうが、それをわかっていてもなお、楽しい練習のひとときでした。

そして、本番当日!
プロの音楽家っておそらく、本番前は身体を休めたり、リハーサルでは全力投球はせずに自分で色々コントロールして、本番にピークが来るように体力や集中力を温存している部分があると思うのです。
特に歌手なんてほとんど歌ってくれなかったりして、会場やピアノの響き、バランス等を確かめたいピアノ弾きにとっては、泣きそうなこともあるくらい。

でも、今回の彼らは、本番前日夕方の練習でものすごい集中力を見せ始め、当日は朝イチから少しの休憩時間以外はぶっ通しでリハーサルに励み、うなぎ上りに調子が良くなって、夜の本番が一番良かった!
そのパワーたるや、ものすごくって。
恐るべし、大学生のエネルギー。
それを間近で見ていて、最後は、ちょっとウルッときました。

一応音楽家の端くれとして働いていると、当然音楽は自分の仕事でもある。
だけど音楽って、「音を楽しむ」って書くんやよね。
そういう音楽本来の喜びを、改めて彼らに教えてもらいました。


そして、翌日夜はサマーコンサートの打ち上げ!
そこで1日早い誕生日を祝ってもらいました!
たくさんの団員さん達にアカペラで歌ってもらった"Happy birthday!"はホント、さいこ〜〜〜に嬉しかったです。
なんか、ウォーリーを探せ!みたいな写真でしょ(笑)
さて、私はどこでしょう?

サマコン

いろいろ可愛いプレゼントやお手紙や素敵な花束もいただいたのですが、なんだかね、
「なんでこの子達はこんなに私の好きな雰囲気や色合いを知ってるんやろう?」
と不思議になる位好みのものばかりで、正直ビックリ。
私って、そんなにわかりやすいのかなぁ・・・(笑)?

花束も、
「私この色めっちゃ好きで、この色のドレス持ってるねん!」
というアンティークピンクのバラを少しくすんだブルーと組み合わせてくれていて、すご〜くときめきました。
本当に、本当に、感謝です!

誕生日前後が超絶ハードスケジュールで無事乗り切れるか不安だったのですが、彼らにもらったシアワセな気分で、それを乗り切れたばかりか、すごい良いことに満ちあふれた一年になりそうな予感がしています。
何の根拠もない予感やけれど、思い込みって大事やから(笑)

留学先から完全帰国したのが、10年前のちょうど今頃。
この10年、母が亡くなったことも含め、いろいろありました。
いろんなことを吹っ切れて、ようやく今新しいスタート地点に立てたような、そんな気分です。
私にとっての新しい一年、どうかみなさまよろしくお願いいたします!


生徒の立場に立ってみたら・・・

Posted by музыка on 23.2016 日々徒然   0 comments   0 trackback
前回ブログに書いたバロックダンスのレッスン、3ヶ月かけてシチリアーノというゆったりとした踊りをなんとか1曲踊れるようになりました!
たった33小節!
されど33小節!
5回のレッスンでなんとかステップを覚えていく中で、自分が教える立場だけだとわからなかったであろうことがたくさん見えてきました。

その1 レッスンでステップを覚えたからといって、家に帰っても覚えているとは限らない。
その2 だから、家でコツコツ練習しようと思ってもどうにもしようがない。
その3 とにかく新しいステップは難しくて覚えにくい。
その4 部分練習って大事!
その5 自分が不安な時、先生がちょっとニコッとしてくださったりOKサインを出してくれるだけでたまらなく嬉しい。

これまでは、自分自身が生徒さんにレッスンする時、
「今一緒に片手ずつ譜読みしたやろ?ちゃんと弾けるようになったやんね?だから、お家でしっかり練習しておいで」
と生徒を送り出し、次のレッスンで弾けていなかったら、
「今週はあんまり練習しなかったかな・・・?」
と心の中でため息をつくこともありましたが、
「練習したくてもできないということもあるんやなぁ」
と自分がバロックダンスを習ってみて初めてわかりました。

曲の習い始め、全てが新しい情報な時の難しさといったら!
そりゃそうだよねぇ。
だから、最初は何度も何度もレッスンの度に反復しなきゃ、忘れちゃう。
反復しても、忘れちゃう(笑)。

そして、最初の部分を覚えられた頃に出てくる新しくて速いステップ。
しっかりその部分だけ取り出して練習しないと、どちらの足を踏み出すかさえ怪しい。
回転とか、跳躍とかね・・・。
ほんの1小節とかやのに。

その上、そこを覚えても前後を繋げるとできなくなる。
もう、生徒たちがピアノを弾いている時のお悩みそのもの。
生徒の気持ちがすごくよくわかるようになりました。
できない時は不安になるんやよねぇ。

でもでも、全部のステップを覚えられた時の達成感!!!
自分がへっぴり腰なのがわかっていても、超嬉しかったです。
忙しい一日でしたが、朝のその達成感のおかげで、一日中元気!
美味しいもの食べるよりずっと元気(笑)!


今、7月末の発表会に向けて我が家の生徒さん達は一生懸命練習中。
1人ひとり思いっ切り達成感を味わってもらえるよう、手を変え品を変え、宥めたり賺したりしながらドキドキのレッスンの毎日です。
生徒は種。
私は土。
私はできる限りのお手伝いはするけれど、芽を出し花を咲かせるのは生徒さんたち。
舞台でとびっきりの笑顔が見られるといいなぁ。


Baroque Dance

Posted by музыка on 23.2016 日々徒然   0 comments   0 trackback
ようやく今年の高校の年間スケジュールをもらい、授業の振替等の細かな予定がわかりました。
幸いなことに、以前から受けてみたいと思っていたバロックダンスの講座と全然日が被らなかったので、即予約して早速体験レッスンへ!
1時間半のレッスンの中で、ストレッチをして、レベランスの練習をして、シチリアーノの最初の16小節のステップを覚えて、脳みそパンク(笑)
周りは経験者ばかりな中で「ひょえぇぇ~~!」なことばかり。

でも、何よりもダンスという面からバロック音楽にアプローチできるようになりたいので、レッスン後すぐに入会してきました!
私、ものすごく優柔不断な性格やのに、決断する時は速かった(笑)
自分が弾く上でも、生徒に教える上でも欠かせない自己投資です。
ストレッチの仕方ひとつ取っても、ピアノのレッスンに反映できそうなことがいろいろあり、早速レッスンで生徒さんに還元!

なんせ、バロック音楽って、弾いていてすごい迷うことばかり。
不正解はあっても正解がわからん、みたいな。
でも、その後に続く全ての時代の基礎となるものなので、アプローチの引き出しは1つでも多い方がいいし、西洋音楽って絶対ダンスとの結びつきがめちゃ濃いと思うのです。
一拍目の重みはかかとを踏み出す重みだよ、きっと!

これから半年かけて、月2回のペースでシチリアーノとフォリアスという2つのダンスをするそう。
シチリアーノは弾いたことあるけれど、「フォリアスってなんぞや?」状態なので、余計に楽しみです。
目指せ、踊れるピアノの先生!
レッスンしながらいろんなダンスのステップを踏んで踊ってみせられる先生になるのが目標です。

なのになのに、家でステップの練習をしたいのに、レッスンでやったこと、もう頭から抜けちゃった…。
おまけに舞踏譜読めないから復習できない…。
8小節ずつならある程度覚えられるのに、繋げると全然ダメ。
それに、8分の6拍子って難しい…。

これって、ピアノのレッスンでの生徒さん達の悩みとそっくりだ(笑)
私が悩みの解決策を発見できたら、きっと生徒さん達の練習の助けにもなるかも!

これ、舞踏譜です↓
脳みそひん曲がりそうでしょ(笑)?
舞踏譜

リサイタルプログラムを暗譜している我々ピアニストもなかなかすごいと思うけれど、ステップを覚えるのにたった8小節でもギブアップな私には、タイトルロールを踊るバレリーナは、神に見えます!



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