リバーシブル

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一生懸命頑張っている生徒さんに、
「レッスンに来たら毎週いろんなとこを直される」
と涙目で言われたことがあります。

「直してくれる人がおるって、ありがたいことやと思うで。
私なんて、レッスン行きたくても先生ロシアにおるんやで。
飛行機だけで片道10時間以上やで。
毎週レッスンに通えるということがほんま羨ましいわ。」
と言ったら妙に納得してくれて、心折れそうになった時は、
「先生はレッスン行きたくてもロシアまで行かれへんねんもんな」
と言って踏ん張ってくれるようになりました。

レッスンが次から次へと襲いかかってきた学生時代と違い、なかなかレッスンに通えない今、周りにいてくれる人ってすごく大事。
ひとりだと心が折れてしまいそうでも、切磋琢磨できる相手がいると、なんとか崖っぷちで落っこちずに踏ん張れる。
いつも一歩先を歩いてくれていて、自分では行き詰まっている時にふと、新しい世界への扉を開けてくれる。

そうやって、もう一年近くじっくりと一緒に勉強してきた先輩と、今月末に演奏会をします♪
今回のプログラムは、国内外の四季折々の曲特集。
季節に関わりのある曲に絞って選曲し始めたにもかかわらず、ものすごい数の曲候補があって、どこの国の人にとっても、春夏秋冬(特に春!)ってものすごく思い入れの深い大切なものなんやなぁと実感しています。

実はこの先輩、カウンターテノールとバリトンを歌い分ける歌手。
先日一緒にある弾き合い会に参加させていただいた時には、曲目解説はしたものの、声域のことには全く触れずにいきなりカウンターテノールで歌い始めはりました。

おそらくその場にいた方達全員、その時点で「えっ!?」やったと思います。
そりゃ、どこからどう見ても男性なのに出てくる歌声が女性だったらびっくりしますよねぇ。
で、次にいきなりバリトンに。
そこでおそらく本日2度目の「え〜っ?」(笑)

どちらの声も何の違和感も無く出てくるのを、合わせのたびに
「不思議やなぁ・・・」
と思いながら弾いています。

「ちょっと疲れたからバリトンで歌うわ」
みたいなことを時々言うてはるのですが、カウンターテノールやとどこがどう疲れて、何故にバリトンなら楽なのか、私には完全に謎。
でも、カウンターテノールになると、声の色気がグッと増す気がするから、色気を出す分疲れるのでしょうか・・・(笑)

本人曰く、「ひとりリバーシブル・コンサート」だそうなので、1曲1曲、「次はどっちの声で歌うんやろう?」と予想しながら聴いていただくのも楽しいかもしれません。

予約不要の演奏会ではありますが、席数が限られておりますので、
「立ち見はヤダ!」
という方は、開演ギリギリよりは時間の余裕をもって来ていただく方が安全です。
あと、古民家で冷暖房が無いため、当日の天候に合わせた服装でお越しくださいませ。


資料館コンサート2019.3.24


3/24(日)15:00開演(14:30開場)
移りゆく四季への想い
〜原田泰彦&吉久夏子 デュオリサイタル〜


滝廉太郎:組歌「四季」(花・納涼・秋の月・雪)
山田耕筰:六騎
     ペィチカ
中田喜直:さくら横ちょう
     夏の思い出
團伊玖磨:はる
     紫陽花(『わがうた』より)

マーラー:春の朝
R.シュトラウス:夜 作品10-3
        冬の夜 作品15-2
ラフマニノフ:春の流れ 作品14-11
ショスタコーヴィチ:春の目覚め(『風刺(昔の風景)』より)

島本町立歴史文化資料館(JR島本駅降りてすぐ)
入場無料

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