楽器の力

музыка

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オルガンを習っていた時、先生に
「ピアニストは自分の軸になる楽器を持ってそれを中心に練習した方がいいけれど、オルガニストは出来るだけいろんな楽器で練習した方がいい」
と言われたことがあります。
オルガンは「絶対コレ!」というような共通の規格がないから、どんな楽器に当たろうとも対応できる力をつけとかなきゃいけないということなんでしょう。

音楽家と楽器とは、切っても切り離せない関係で、身体が楽器そのものである歌手でなくとも、楽器は身体の一部のようなものです。
日々良い楽器で練習していれば音楽の幅が広がってくるし、悪い楽器だと結構苦しい・・・。
ピアノでさえそうなんやから、自分の楽器しか弾かない管楽器・弦楽器奏者はきっともっと楽器との結びつきが強いんやろなぁと思います。

私が4年半ほど前から連弾で活動しているデュオ・マトリョーシカ。
ぱぁ〜っと明るいコロコロとした音を出すパートナーに、どよ〜んと重ためどすこい系の私。
当たり前ですが、音楽へのアプローチもいろいろ違うことがいっぱいで、初めて合わせた時は、お互い逆方向に走っているかのような言いようのない不安を抱いたものです。
4年以上経った今は、スタート地点では逆方向に走り出すんやけれども、トラックを走っている間に必ずピタッと出会う地点がある、というのがわかってきました。

本番に向けて、その時々でお互いの家の都合の良い方で合わせをするのですが、私のピアノは当然私好みなのでタッチも音も深めで、日々その楽器で練習している私もそれが染み付いています。
それに対して、連弾パートナーのお家のピアノは鍵盤ちょい浅め、とても上品な明るい音が特徴。

最近はずっと我が家での合わせばかりで、今弾いているのがロシアものということもあり、彼女に
「もっと深めの音が欲しいねん」
と言うことも多かったのですが、先日久しぶりに彼女のお家で合わせをしたら、彼女の音はとってもいい音がするのに、私の音はなんだかいつもと聴こえ方が違う。
やっぱり、彼女は彼女のピアノで一番綺麗に聴こえる弾き方をするし、私は私のピアノ仕様の弾き方。
そういう全然別の弾き方をする別の人格の人間2人が1台の楽器を共有する連弾って奥が深いジャンルなんやなぁと思いました。

というわけで、デュオ・マトリョーシカの演奏会のご案内です!
大学の卒業生の会の演奏会に出演させていただけることになりました。
人生初のいずみホール!
こんな憧れのホールで演奏できるやなんて、と考えると垂涎もの。
去年3月のデュオ・マトリョーシカのリサイタルでも演奏したラフマニノフですが、あれからもかなり弾き込んできたので、きっとパワーアップしているはず(笑)
ビビリの私ですが、パートナーと2人でいずみホールの空間と音響を満喫してきたいです!

秋の忙しい時期だとは思いますが、お時間ある方は、来ていただけると嬉しいです。
チケットのお申し込みは、このブログのメールフォームでも、携帯へのお電話・メール等どれでも大丈夫ですので、ご連絡ください。

2015/9/19(土)18時開演
(17時開場&座席指定券引換開始)

第20回記念大阪楽友協会コンサート


楽友協会チラシ

ラフマニノフ:6つの小品 作品11 より 「ワルツ」「ロマンス」「スラーヴァ」

デュオ・マトリョーシカ
(古園恭美&吉久夏子)

いずみホール

一般 2500円
学生 1000円




着心地重視で、そこまでドレスに興味のない私。
なので、数枚しか持っていません。
おまけに、今回のラフマニノフは、低音域のセコンド担当の私は両足でペダルを踏まねばならず、ドレスの裾に靴が引っかかったりしたら大変な曲。
だから、弾きやすさを考えるとパンツを履きたいんやけれども、流石の私もいずみホールやとドレスを着なきゃな気もする・・・。
あぁ、どうしよう・・・。




Posted byмузыка

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2015/08/24 (Mon) 19:37 | EDIT | REPLY |   

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