ベーゼンドルファー!

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私にとっては、今年最後の大きな本番のご案内です。
こちらも、私にとってはこれからも一緒に演奏していきたい、とても大切な友人姉弟とのアンサンブル。
ベートーヴェンの初期のピアノ・トリオを演奏します。
この半年ほどの間に、マスタークラスを受けたり、本番に乗せたり、と練習を重ねてきました。
その集大成、と言うと言い過ぎですが・・・(笑)

連弾の時の合わせもかなり凄まじい(主に私の主張がかなり強引でキツい・・・。あぁ、ゴメンナサイ)のですが、このトリオメンバーも、大学の同級生であるヴァイオリニストと私とは何でも話せる間柄、ヴァイオリニストとチェリストは姉弟ということで、遠慮のないダメ出しが飛び交う合わせの時間を過ごしています。
「変に遠慮しちゃったら良い物は生まれない」というのが暗黙の了解としてあって、とりあえず意見を言って、何でも試してみてから考えよう、みたいな感じ。
音楽的なアイデアやらスタイルやら、2人から得られるものがい〜っぱいあって、とても充実した関係です。

私にとっては、ベートーヴェンって表面的には無骨で気難しくはあるものの、心の中を覗いてみると、めっちゃあったかくて優しい人なのです。
でも、このトリオのメンバーで演奏する時は、
「ベートーヴェンってやっぱ変人!」
「この美しいメロディの中にこんな不安感が出てくるって、一体どんなトラウマがあったんや?」
というような部分に焦点が当たることも多く、私も他の人と演奏する時とはまた違ったアプローチになり。

前回の本番では、私がバランスに気を遣い過ぎて小さく纏まってしまったようなので、次は絶対リベンジ!
しっかりと自分を主張しつつ、お互い1つの方向を向いていけたらいいなと思っています。
場所は、阪急京都線の桂駅から嵐山線に乗り換えて一駅の上桂。
帰国リサイタルをさせていただいたバロックザールで、8年ぶりの演奏です。
今回は、3台あるピアノの中からベーゼンドルファーのインペリアルを選びました。

3連休の最終日、秋の京都でアンサンブルに包まれるひとときはいかがでしょうか?



2014/11/24(月・祝)15:00開演(14:30開場)
土肥敬室内楽シリーズ No.63


ベートーヴェン:ピアノ・トリオ 第3番 ハ短調 作品1-3

時本 さなえ(vn)
時本 野歩(vc)
吉久 夏子(p)

バロックザール
2,000円

土肥敬室内楽シリーズNo.63


プレイガイドだと手数料がかかってしまいますので、もし来ていただける場合はこちらでチケットご用意させていただきます。
私に直接お電話やメールでも、ブログのコメント欄やメールフォームからのご連絡でも大丈夫です!




バロックザールには、スタインウェイが2台とベーゼンドルファーのインペリアルが1台あります。
普通のピアノは全部で鍵盤が88鍵あるのですが、インペリアルはそれよりも更に低音の鍵盤が9音多く(ということは、一番低い音がド!)、その分弦の共鳴が豊かだそう。
9月頭にヴァイオリニストと一緒にピアノ選びに行って、弦楽器との音の相性をみてきました。

新しい方のスタインウェイは、所謂スタインウェイのキラキラ明るい、悪く言えば少しキツめの音。
ただ、タッチは軽くて弾きやすい。
古い方のスタインウェイが私が帰国リサイタルで使わせていただいたもので、タッチは深め、音色も深め。
充実した楽器です。
で、ベーゼンドルファーは・・・。

同じ「グランドピアノ」とひとくくりしてしまうことに疑問を抱いてしまうほど、まろやかな音!
弦楽器との相性がめちゃめちゃよかったです。
ピアノは楽器のサイズがとにかく大きいので、弦楽器とのアンサンブルって、どうしてもすごくバランスに気を遣ってしまいます。
でも、ベーゼンはそんな心配が要らないんじゃないかと思うくらい、キツさの全くない温かな音色でした。
この優柔不断な私が、3台弾き比べて即決ってすごいでしょ?
この楽器を弾けるのが、ものすご〜く楽しみです!





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