素材感

Posted by музыка on 02.2015 コンサート   0 comments   0 trackback
数年前まで私はほぼ日手帳を愛用していて、その後クオヴァディスのTime & Lifeに乗り換えて今に至るのですが、手帳を使わなくなってからも、ほぼ日のサイトは好きでちょくちょく覗いています。
いろんな連載を読むのも好きやけれど、お買い物も結構しました。
タオルに腹巻き、ボーダーTシャツ。
サイトで紹介されてた革のバッグは今も愛用中。
あ、それに我が家のカレンダーは毎年ほぼ日のホワイトボードカレンダーだ。

ほぼ日の商品はデザインや素材がよそのお店にあまりないツボを突いてきてなかなか楽しい。
それに、実際使ってみると、使い心地もよかったりするのです。
商品開発過程がストーリー仕立てに連載されてるのを読んでいると俄然興味が湧いてきて、
「あぁ、私、また踊らされてる・・・」
と思いつつ、なんか見てると欲しくなって買っちゃう(笑)。

で、数ヶ月前から、「白いシャツをめぐる旅」という企画をほぼ日でやっていて、アイロンがけが大嫌いでシャツを1枚も持っていない私がいつの間にやら興味津々。
紹介されている中で気になったシャツを実店舗にて試着するも、なんだかサイズ感がイマイチで買わず。
「でも、シャツ、着てみたいなぁ」
と諦めきれなかったので、お買い物サイトを見ていたところ、目に止まったのがイタリア製の高級リネンシャツ。
元値35000円くらい。
そのままじゃぜぇ〜ったいに買えませんが、セールで65%オフになってたので、思い切って冒険して買ってみました。

そしたらね、なんかめっちゃ良い!
カジュアルな雰囲気の、売れ残ってセールになっちゃうような、一見地味なチェックのシャツ。
だけど、ラインがきれい!
ゆったりしてるけどだぼつかない。
柔らかいけどハリがあって、素肌に心地よい。
「高い服ってこんなに着心地ええもんなんや〜」
で終わると思っていたのですが・・・

その後バッハのイタリア協奏曲を弾いた時、
「あ!これ、リネンだ〜!」
と、自分の頭と身体に稲妻が走りました。
自分の中でこの曲の音色やタッチが、あのリネンの感触とめっちゃリンク。
付かず離れず、パリッとふわっとおしゃれな感じ。

そこからは、なんだか妄想が膨らみ、ベートーヴェンの素材は何やろ?
ショパンは?
ブラームスは?
と、自分が今抱えているリサイタルのプログラムの作曲家について思いを巡らせ・・・(笑)

ショパンのノクターンはマットな絹、もしくは、高級な綿。
そして、繊細なレース。

ベートーヴェンの月光ソナタは、ショパンとは違い、とろみのあるシルクかも。
ベートーヴェンって、無骨なところもいっぱいあるはずやのに、なんでやろ?

ブラームスの後期の小品は、色褪せたビロード。
かつての鮮やかな色合いに思いを馳せて。

完全に、私の独断と偏見による妄想ですが(笑)、こんな風に曲を捉えたことってなかったので、なんだか弾いていて面白いです。
高い買い物も、無駄じゃなかった!
でも、実際のところ、庶民だった彼らは普段どんな服を着ていたんでしょうね???
リサイタルが終わったら、図書館で当時のヨーロッパの服飾に関する本でも探してみよっと。




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