語学談義

Posted by музыка on 10.2015 日々徒然   0 comments   0 trackback
現実が煮詰まってくると、現実逃避したくなる私。
一番手っ取り早い逃げ道がファンタジーを読むことです。
全くもって解決策にはならないけれど、脳みそは超リフレッシュ!
基本的に私の読書時間はお風呂の中なので、本にハマってる時は入浴時間がめっちゃ長くなり、血行も良くなるという一石二鳥。

このひと月ほどハマってるファンタジーが、小野不由美さんの「十二国記」。
半年位前に生徒さんに勧めてもらってシリーズの最初の数巻は買ってあったのですが、ファンタジーの気分ではなく、しばらく放置。
それが、仕事でちと煮詰まりまして、読み始めました(笑)
そうすると、もう、面白くて!

漢字が使われていて、昔の日本と中国が混ざったような建物や服装の文化やけれど、魑魅魍魎溢れる不思議な異世界。
昔から、ごくまれにあちらの世界の海と日本とが繋がることがあり、日本人があちらへ流されてしまうことがある、という設定です。
向こうへ流された人は、服装や建物よりも言語の違いにまず「あれ???」となり、もといた日本ではないと気づく感じ。

読み始めると、お風呂から永遠に出たくなくなるストーリー展開です。
妖魔やら、「王は国をきちんと統べている間は歳を取らない」というあり得ない設定やらには全く違和感を感じずに読み進んでいく中で、私が
「それはないやろ?」
と思った部分が一つ。

日本からやって来た人間は「海客」と呼ばれ、基本的に言葉が通じないこともあり、流れ着いた国によってはひどく差別されることも。
何年経っても言葉がわからず、己の運命を嘆いて卑屈になる日本人が何人も出てきます。
それがストーリーの重要な鍵にもなっていたり。

でもね、私、きっと、人ってそういう状況に投げ込まれたら、文法は怪しかったとしても、喋れるようになると思うのです。
下手にその言語を勉強するより、その中に放り込まれた方が、早くマスターできるに違いない!
だって、リンゴを見せて、匂いを嗅がせて、食べさせたら、犬だって「リンゴ」って言葉をすぐに覚えます。
「人間なんやから、絶対もっと覚えられる!」
と思いませんか?

アルファベット以外は何もわからない状態で留学してから勉強し始めたロシア語。
私は語学の勉強は大好きなので、コツコツと勉強してなんとか喋れるようになったタイプですが、授業には出ずにロシア人と一緒に遊んでいる人達の方が、文法はぐちゃぐちゃやったとしても、聞く能力は優れていたりします。

だから、どちらの道を通ろうと、言葉は喋れるようになる!
「海客」やからといって、ず〜っと話せないやなんてあり得ない!!!
こんなのおかしい!!!
と、プンスカしながらも楽しく読み進んでいます。

「ビジネスで必要!」とか「進学に有利!」とか、語学を学ぶ理由は人それぞれあると思いますが、私にとっての語学の基本は、たぶん、
「なぁ、なぁ、聞いて〜〜〜!」
という話したい願望。
「私が海客やったとしたら、絶対喋れるようになってみせるもん」
とか思いますが、無謀でしょうか?(笑)




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