こころの風景

Posted by музыка on 24.2012 コンサート   0 comments   0 trackback
今年も残すところあとわずかとなりました。
気がつけばリサイタルまで1ヶ月を切っていて・・・。
お手紙を出したり、いろんな手配をしたり、としなきゃいけないことがいっぱい過ぎて、一応メモは取っているものの、何か忘れてることがあるんやないか?と常にドキドキしています。

では、改めてご案内。

こころの風景

長い間ずっと憧れてきた曲、今、心の底から弾きたいと思っている曲ばかりをプログラムに入れました。
クラシックファンはもちろんのこと、たまたまホールの傍を通りがかって立ち寄ってくださる方も楽しめるプログラムだと自負しています。
ホールの音響も、ピアノの能力も、調律師さんの腕も文句無しにいいので、あとは、私がどれだけ演奏に磨きをかけられるかが勝負。

プログラムの解説には曲に対する私の気持ちは書けないので、せっかくやし、ここに少し書いてみます。
帰国リサイタルの時はバリバリ弾く曲が結構ありましたが、今回は1曲1曲が何かを愛でるような、あったか〜い音楽です。

まずは、モーツァルトのきらきら星。
この曲はどこで弾いても喜ばれるので、施設訪問等の小さなコンサートで何度も弾いてきましたが、実はホールで弾いたことがない・・・。
一度申し分ない環境で弾いてみたい!ということで、リサイタルのトップバッターに。

次は、ベートーヴェンのピアノソナタ第30番。
もう15年以上ず〜っと憧れてきたものの、ベートーヴェンほどの偉大な作曲家が晩年に書いた曲が私なんかに弾けるわけがない、と諦めていました。
その気持ちが少し変化したのは、母を看取ってから。
喜怒哀楽が人一倍激しかった母が、死を目前として、だんだんと心が凪いで幸せそうになっていくのを間近で見ていて、涙が出そうなほど優しいこの曲をどうしても弾きたくなりました。
限りなく優しくて、温かくて。
周りにアピールするのではなく、密やかに自分の心の中を向いて。
全てを超越している、そんな曲です。

そして、チャイコフスキーの四季。
1月から12月までの12曲で構成されています。
9月〜11月をモスクワ留学中に勉強したのですが、全曲演奏はその頃からの夢。
ここ数年、少しずつレパートリーに加えてきました。
この曲集は、私の恩師であるセヴィドフ先生の十八番。
卒業以来一度も先生に会えていないけれど、この曲を弾いている限りは、なんだか先生が傍にいてくれるような気がします。

会いたくて、戻りたくて、そんな気持ちに駆られてもどうしても埋められない距離があります。
ロシアと日本。
天国と私が生きている世界。
でも、ピアノを弾いている時だけは、その距離がゼロになる。
その幸せと哀しみが伝えられるような演奏がしたいです。


1月19日(土)14:00開演(13:30開場)
こころの風景〜吉久夏子ピアノリサイタル〜


モーツァルト:きらきら星変奏曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番
チャイコフスキー:四季

高槻現代劇場中ホール

一般:2000円 中学生以下:1000円
(全席自由・小学生よりご入場いただけます)

チケット取扱い:高槻現代劇場・歌笛堂・チケットぴあ・サークルK・サンクス
Pコード:182-458

当日券もありますので、気軽にぶらっとお立ち寄りください。



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