破天荒

Posted by музыка on 04.2012 コンサート   2 comments   0 trackback
同級生4人での演奏会「音のパズル」が終了しました。
嬉しかったのは、いろんな方々とのご縁ができたこと。
こうして少しずつ輪が広がっていくって、幸せなことです。
雨の中来てくださったみなさま、ありがとうございました!

今回は、それぞれが弾きたいもの、ヴァイオリン2台+マリンバ+ピアノだからできるもの、を組み合わせ、いろんな人が楽しめるように、と考えたプログラム。

バロックヴァイオリン

ヴァイオリン+マリンバ+ピアノ

マリンバ+ピアノ
音のパズルクレストン

ヴァイオリン2台

ピアノソロ
音のパズルチャイコフスキー

全員
音のパズル動物の謝肉祭


赤字のところが私が弾いた部分。
自分で言うのもなんですが、ピアノ大活躍でした(笑)。
それだからこそ、今回、本当に難しかったことが二つあります。

一つは、前日に会場で合わせをしてみて気づいたのですが、マリンバの音が至近距離で響き過ぎて、ピアノの音が私自身の耳にほとんど聞こえないこと。
間違った音を出しているかさえわからないので、
「こんな感じに鍵盤に触れれば、おそらくこんな音が出ているだろう」
という指先の感覚に頼るしかなく・・・。
正直、どうしようかと思いましたが、本番当日朝の調律で、音の高さだけでなくタッチ、ペダルも随分よくなったせいか、音がちゃんと聞こえてくるようになり、安心して本番に臨むことができました。
ほんと、調律って不思議な作業ですね。

もう一つは、楽器の組み合わせ。
ピアニストにとって、編成が変わるってものすごく大変なことなんです。
ソロにはソロの立ち位置、集中の仕方・度合いがあり、デュオにはデュオの、トリオにはトリオの、クァルテットにはクァルテットの・・・と、書き始めればキリがありませんが、同じデュオでもどの楽器と弾くかで注意することはガラッと変わってきます。

ヴァイオリニストに、
「ピアニストって、リサイタルする時になんで室内楽をプログラムに入れへんのかなぁ?
弦楽器やと、無伴奏だけやなく、ソナタとかも入れるやん。
ピアニストって、プライドがそれを許さへんのちゃうん?」
と言われましたが、それって決して変なプライドではない、と私は思います。
逆に、プライドがあったら、
「私これだけできるのよ~」
と、いろんな編成の室内楽と組み合わせちゃうかも。
これがきっと、上から乗っかる楽器と下で乗っけてあげるピアノの違いなんでしょう・・・。

リハーサルの段階で一曲一曲どの方向にアンテナを張り巡らすかを決め、その位置を頭に叩き込み、本番中はプログラムに合わせて瞬時にそのアンテナを修正するという作業が必要なのですが、これが難しい!
こんなことを言うと、
「他の楽器だって一緒や!」
と怒られそうですが、なんせ、ピアニストにとっては他の楽器にとってよりも、遥かに大変みたい。
アンサンブルのアンテナの張り方やと絶対にソロは弾けないので、休憩時間で頭を切り替えられるよう、後半最初にソロをもってきたにも関わらず、やっぱり完全にはソロ脳にはなりきれず。
悔しかったので、私の恩師や先輩にコツを尋ねてみましたが、やはりピアニストにとっては大変なことだという答えが返ってきました。
というわけで、「習うより慣れろ」で、これからも頑張ります。


私の演奏会に時々来てくださる近所の方が、
「お家のことも、自治会のことも(私はなんと今年度会計です・・・)大変だと思うけれど、そんなことに埋もれちゃったら、夏子さん、あなたもったいないわよ。
もっと破天荒に生きなきゃ。
頑張ってね。」
と言ってくださり、思わずホロッ。

今回の演奏会前は、
「なんで全部まとめて今なの???」
と泣きたくなるくらい、自治会の引き継ぎやら総会やらゴミ当番やら、他のいろんな用事やら臨時の仕事やらがドカンと襲ってきてきりきり舞いでしたが、そのお陰で本番当日は、
「今日一日は、ひたすら自分のこと、ピアノのことだけを考えてられるんや!」
という喜びを噛みしめつつ、会場へ向かうことができました。

今年一年、きっとずっとそんな感じになりそうですが、それなりに常識もとどめつつ、いい具合に破天荒に生きていけたらいいなぁ。





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