Un jour

Posted by музыка on 31.2010 日々徒然   0 comments   0 trackback
ガブリエル・バンサンの「アンジュール」という絵本をご存知ですか?

アンジュール

鉛筆だけで描かれた、言葉のない絵本。
副題にもある通り、ある日のある犬の物語です。
いつどこで出会ったのかは全く記憶がないのですが、大好きな絵本で、中学生の頃からよく本屋さんで立ち読みしてました。
で、立ち読みしながらぽろぽろ涙をこぼして。
今思えば迷惑な客ですね(笑)。
でも、その頃の私にとってはこの絵本の値段は非常に高くて、買えませんでした。
(大人になってから知り合いにプレゼントした時、値段を知って愕然としました。なんとなんと、1365円也。私は一体どれだけ貧乏だったんだか・・・。)

これは、捨てられたわんこが男の子と出会うまでの物語。
自分が周りの人たちとどこか違う、と小さい頃から違和感を感じていた私は、自分とこのわんことを重ね合わせていたんだと思います。
違和感を感じ始めてウン十年。
今もやっぱり自分がズレていることを感じつつ生きている毎日ですが、わんこが男の子と出会えたように、私も私を受け入れてくれる人たちに出会い、自分が気づいていなかっただけで、もともとたくさんの人たちが私のことを受け入れてくれていたんやなぁ、と知り、昔より生きることがずっと楽になりました。

非常に頼りない私の周りには、そんな私をフォローしてくれるような人たちがたくさん。
今年も、いろ~んな人たちと出会い、いろ~んな人たちに支えられ、助けられた一年でした。
みんなみんなに、ありがとう。

いつも支えられっぱなしの私ですが、いつか絵本の男の子のように、受け入れ、支えられるようになりたいなぁ。

今年もあと一日。
新しい一年が、みなさんにとって、かけがえのない幸せな1ページとなりますように。




盛り沢山な一日

Posted by музыка on 16.2010 コンサート   2 comments   0 trackback
例年よりちょっと早いけれど、年内最後の演奏会が終了しました。
音楽療法士をしている打楽器の友人が働いている福祉センターでのコンサート。
マリンバ、ヴァイオリン×2、ピアノという面白い組み合わせ。
全員大学の同級生で、マリンバはその福祉センターでばりばり働き、ヴァイオリンは、1人は演奏活動を頑張りながら子育て真っ最中、もう1人は独身で毎日レッスンに演奏会にと飛び回り、そして私、と4人4様の生き方をしています。
私は大学時代からこれまでにそれぞれとのアンサンブル経験はあっても、この4人が一緒に演奏するのは初めて。
この福祉センター内の障害者施設や老人ホーム、診療所の方達だけでなく、地域の方も来てくださいました。
「大広間」という名前のホールはほぼ満席。

今回は、全員で相談して親しみやすい曲やノリの良い曲でまとめました。
こんな感じ↓

エルガー:愛の挨拶 (ヴァイオリンデュオ+ピアノ)
ショパン:前奏曲より第7番 太田胃散の曲 (ピアノソロ)
モーツァルト:きらきら星変奏曲 (ピアノソロ)
       アイネ・クライネ・ナハトムジークより 第2楽章 (ヴァイオリンデュオ)
モンティ:チャールダッシュ (ヴァイオリンデュオ+ピアノ)
カバレフスキー:道化師のギャロップ (マリンバ+ピアノ)
日本の四季メドレー (ヴァイオリンデュオ+マリンバ+ピアノ)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン (ヴァイオリン+ピアノ)
クロール:バンジョーとフィドル (ヴァイオリン+ピアノ)
チャイコフスキー:くるみ割り人形より「行進曲」「花のワルツ」「トレパーク」 (ヴァイオリンデュオ+打楽器+ピアノ)
きよしこの夜 (ヴァイオリンデュオ+マリンバ+ピアノ)

めっちゃ楽しそうでしょ?
ほんと、「あなたに楽しんでもらうために弾きます!!!」というプログラム。

障害者施設や老人ホームへ行くと、お客さんの反応が手に取るようにわかります。
初めて行った時にはビックリしましたが、気分が乗ってくると、声が出たり、手拍子をしたり、隣同士のおばあちゃん達がお喋りしてたり。
普通の演奏会ではありえないこと。
演奏する側としては、暗譜の曲やと、正直気が散ります。
でもね、あまり有名でない曲を弾いている時に
「きれいな曲やなぁ」
とかいう呟きが聞こえてきたり、楽しんでいるという思いが声や手拍子となって思わず出てきてしまう、というのは、すごく嬉しいことでもあります。

昨日は私はソロではモーツァルトのキラキラ星変奏曲を演奏しました。
若い人からお年寄りまでいろんな人が楽しめるように、ということと、会場のピアノが初めて触るアップライトであることを考えての選曲。
お馴染みの最初のテーマを弾き始めた途端、手拍子が始まりました。
変奏が進むにつれてリズムを取るのが難しくなるのか、私の中の拍子とは微妙にずれてきて引っ張られそうになる瞬間もありましたが、かえってそれで冷静になれた気がします。
他の3人も、それぞれすごい集中力で、い~っぱい拍手ももらって、とても気持ちよい今年の演奏会納めとなりました。

普通のホールで演奏する時、自分が練習してきた方向は間違っていないだろうか、頭の中で思い描いていることを全てコントロールして出せるだろうか、暗譜は飛ばないだろうか、等々すごく緊張します。
その時私が考えているのは、たぶん、至らないなりにもその曲を自分なりに一つの作品として表現したいということ。
弾いていて自分が楽しいかどうかは二の次です。
「お客さんに受け入れられようと、否定されようと、私は自分が言いたいことを言うんや~~~!!!」
と思ってはいるつもりですが、演奏中やはり客席の反応は気になります(笑)。
「いや~ん、プログラムで顔扇いでる人がいてはるわ。そんなに私の演奏面白くないんやろか?」とか、
「脚バタバタしてる子どもがいるってことは、退屈なんかなぁ」とか。

でも、施設へ演奏に行くと客席の反応がダイレクトに伝わってくるので、変に気をまわす必要もなく、昨日なんかはめっちゃ楽しんでもらえてるのが伝わってきて、程よい緊張感もあり、演奏していて楽しかったです。
いつでもどこでもこれくらい楽しめたらいいのになぁ・・・。


そして、夜は、別の友人のお誕生日会!
同い年の女4人が集まってたこ焼き。
我が家のたこ焼きは、普通のたこ入りと、海老チーズご飯という2種類を作って、明石焼きのようにお出汁に三つ葉と甘酢生姜を入れて食べます。
でも、4人寄ると文殊の知恵。
いろんなアイデアが出てきます。
普通のたこ入りと、明太子餅チーズはたこ焼きソースに鰹節で、鱈とたくあん入りはお出汁に七味で。
どれも美味しかったけれど、明太子餅チーズがピカイチ!
お試しあれ!

で、ご飯が終わったら、みんなでお菓子を食べながら、美味しいお茶を飲みながらおしゃべり。
既婚1人、独身3人、という構成だったのですが、音楽のこと、仕事のこと、人間関係のこと、将来のこと、結婚のこと・・・。
何時になってもネタは尽きません。

独身の3人には結婚相手はどんな人なら合うか、とそれぞれについてみんなで頭を絞りました。
1人は、絶対年下の男を育てていくのが合いそう。
もう1人は、手の上で転がしてくれそうな包容力のある人。
で、私は?
みんなで一生懸命考えてくれた挙句、「ひらめいた!」と言ってくれたのが・・・・・

「アルプスの少女ハイジのおんじ」

なんでやねん!?
大爆笑でした。

というわけで、来年はおんじのような人を探していきたいと思います(笑)。
今年もあと少し、みなさま元気にお過ごしください。



独りじゃないって素晴らしい!

Posted by музыка on 10.2010 日々徒然   0 comments   0 trackback
前回の日記を書いてから1ヵ月以上経過。
いつの間にか12月半ばになってしまいました。
しばらく忙しくて、数日前、
「もうこれ以上ムリ!!!」
という飽和状態になり、予定をいろいろキャンセルして、数日間ゆっくり。
やっと人間に戻れた気分です;)
私のワガママを聞いてくださったみなさま、どうもありがとうございました。

生まれつき呼吸器系が弱く(消化器系はめっちゃ丈夫なのに)、なのに生まれつきおしゃべりな私(頭文字のみではあるものの、一応しゃべり始めたのが生後半年らしい)。
10月半ばからず~っと喉の調子が悪く、たくさん喋ると咳が出ます。
「なら、喋らなきゃええだけやないの」
と言われそうですが、言葉なしのレッスンは成り立たないし、友達に会えばい~っぱい話しちゃうし(お酒を飲みながら喋るのが一番喉に悪いのは経験上わかってはいるのですが・・・)。
身体の疲れは取れたけれど、いまだに喉だけツライ。


ではでは、最近のできごとより。

練習が切羽詰るとついつい部屋に篭ってしまい、季節感なんて関係のない生活を送りがちな私ですが、去年に引き続き今年も、秋の紅葉を満喫する機会がありました!
京都は嵐山の近く(たぶん)、高雄って紅葉の名所をご存知ですか?
くねくねと曲がった山道が紅葉のアーチになっている、ものすごく綺麗なところ。
ただし、私の目的地は、その高雄を通り過ぎてもっと先、京北町。
鉄道の通っていない、山に囲まれた空気のきれいな町です。

この町の女声合唱団の伴奏を不定期でさせてもらっているのですが、12月初旬の本番に向けて、紅葉の一番美しい時期に何度かこの京北町に通いました。
指揮の先生の運転する車に乗せていただいて、お喋りを楽しみながら、紅葉のアーチと真っ赤な木の葉の絨毯を走り抜けるのは、めちゃめちゃ気持ちいいです。
運転がヘタクソな私は、もし、
「自分で運転して行け」
と言われたら、おそらく途中で泣き出して家に帰ってしまいそうな山道ですが、いつも助手席でのほほんと紅葉や北山杉の立ち並ぶ山並みを楽しませてもらってます。

で、嬉しいことに練習会場である町役場の隣が道の駅。
指揮の先生に笑われつつ、いつもいろいろ買いこんでます。
ここのお野菜、安いのに新鮮で美味しいし、山椒はものすごく香りがいいし、町の旅館が作っているというポン酢も、自然な味。
毎回同じ味がするという理由で、マヨネーズもケチャップもとんかつソースもポン酢も市販のドレッシングもチューブのからしやわさびもあんまり好きではないのですが、ここのポン酢は何にでもかけたくなる、工場での大量生産とは違った味です。
近くまで行かれることがあれば、ぜひぜひ立ち寄ってみてください!
(あ、道の駅のレストランでは、焼き鳥丼がオススメです。)

練習するのは、町役場の中の会議場。
アップライトしかないのですが、北山杉の産地で木をふんだんに使ってあるからか、サイコーに気持ちいい響きです。
全然無理しなくても、ふわっと響きが立ち昇るという恵まれた環境のなかでの練習。
私が合唱の伴奏にあまり慣れていない上に、本番前の数回しか伴奏に行かないので、最初はお互いいっぱいいっぱいの状態ですが、本番前の最後の練習では、全員気合いが入って一つになった!という瞬間があり、ものすごく幸せでした。
これぞアンサンブルの醍醐味、です。

そして、本番は京都の八木。
田んぼに囲まれたホールで演奏してきました↓

八木2010

めっちゃええとこでしょ。
ここでもまたお野菜買いこんで、笑われましたが・・・。


来週は、大阪市立住吉総合福祉センターというところで、ヴァイオリン2人とマリンバとで、エンターテインメント性満載の演奏会をしてきます。
お近くの方は、よかったらいらしてください。
アンサンブルの演奏会の案内をすると、
「先生、また伴奏ですか。先生のソロが聴きたいです!」
と言ってくださる生徒さんもいますが、私はやっぱり、舞台上では誰かといるのが好きかも。
でも、今回はソロも少しあるので、独りの厳しさに耐えられるよう、練習してきます!




 HOME 

Contact〜お問い合わせ

♪お問い合わせはこちらからどうぞ♪

Search This Blog

Archive

Counter