前代未聞

Posted by музыка on 30.2008 日々徒然   0 comments   0 trackback
今の私の仕事は全て音楽には関係あるものの、何足もの草鞋を履いている状態。
ソロを弾き、伴奏をし、ピアノを教え、レッスン通訳をし、たま~にコンクールの審査をし、というピアノ関係以外に、結婚式でオルガンを弾くという仕事もしています。

自分から外に出ないと出身校以外の知り合いがなかなかできないため、いろいろな人と出会えるこの仕事は他の音楽大学出身の人たちと知り合えるとても良い機会。
空き時間もおしゃべりを楽しんだり、仲良くなって一緒に遊びに行ったり。
なによりも、一生懸命音楽に取り組んでいる仲間に会えるというのは、いい刺激になります。

さて、来月私が弾くことになっている式に関して、今日事務所から注意書のメールが送られてきました。

「10月○○日の式ですが・・・

参列者はネコのみだということです。
ネコが驚くので、ボリュームを控えめにお願いいたします。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

う~~~む。
一体どういう反応をすりゃいいんだか・・・・・。

ネコはフツーに参列者席に座るのだろうか、ケージに入ったまま参列するのだろうか、一体何匹いるのだろうか・・・、と考え始めると疑問は尽きません。
このままいくと、ネコが肉球に朱肉をつけて立会人署名することになったりして、と想像はどんどん膨らんでいきます。

これで来月の楽しみが一つ増えました。

雨女?晴れ女?

Posted by музыка on 23.2008 日々徒然   2 comments   0 trackback
あなたは雨女、雨男ですか?
それとも晴れ女、晴れ男?

私の友人に、自分の演奏会当日に嵐を呼ぶ女がいます。
歳とともにまるくなったのか、この間の演奏会は小雨やったかなぁ。

私自身は、晴雨兼用女(???)です。
ちゃんと説明すると、まず私が家を出ようとすると、雨が降る。
駅に着くと雨が止む。
電車に乗っている間は晴れ間が見え、電車を降りるとまた雨が・・・。
昔からそうなので慣れてはいるのですが、結構、いや、かなり悔しい。

先日、またまた晴雨兼用女の本領を発揮してしまいました。
朝、結婚式の仕事で大津に向かう道中は大雨。
じゃじゃ降りの中、電車は「鉄橋を渡る時に異常な音がした」とかで、点検のために立ち往生するわ、おかげでバスに乗り遅れるわでさんざんな目に。
「折角の大切な日やのに、こんな大雨やなんて大変やなぁ」
と話していると、式が始まる頃にはいつの間にか太陽が顔を覗かせています。

昼過ぎには仕事も終わり、今度は友人の家へ。
おしゃべりに花を咲かせ、子供達と遊び、ワインと共に美味しい晩御飯をいただき、
「雨が止んでる間に帰り~」
と言われて友人宅を出ました。

マンションの扉を出た時点では何の問題もなし。

エレベーターで1階に下りると何やら騒々しい物音が・・・。

いきなり降ってきた雨が屋根に打ちつける音でした。
「傘は持ってるし、ま、いっか」
駅へ向かう10分で、私はこれまでに無いほどの濡れ鼠に。
ゲリラ豪雨って、こんな感じなんですね。
平らな道路なのに、足の踏み場もないほどの雨、きっと水深5センチはあったでしょう。
傘は雨漏りしてくるし、雨が靴の中に染みてくるならまだしも、靴の中から水が溢れ出してくるやなんて、そうそうできる経験ではないです・・・。

この日は、駅からタクシーでお風呂に直行でした。
みなさん、ゲリラ豪雨と風邪にはきをつけませう。


欲張りになろう!

Posted by музыка on 07.2008 日々徒然   0 comments   0 trackback
8月は目が回るほど忙しくて気を抜く余裕がなく、パンパンに膨れた風船のような気分でしたが、昨日久~しぶりに友人達とのお出かけを満喫してきました!

お昼はリッツカールトンでのイタリアンランチ。
リッツは仕事でしか行ったことがなかったので、食事は初めて。
一人では絶対に行かない場所で、夏休みで一時帰国しているモスクワの友人と優雅に近況報告し合ってきました。
チーズソースとグレイビーがかかったほうれん草のニョッキのパンチェッタ添え、かなり美味しかった~。
(私は舞茸アレルギーで、必ずどんなキノコが使われているか尋ねないと後で大変な目に遭うのですが、普通に注文した時点で、ギャルソンの方から「アレルギーは?」と訊いてくれたのにビックリでした。)

その足でオルガンのレッスンへ。
珍しく立派なパイプオルガンが入っている結婚式場(普通はいくらスタッフが気取っていても、楽器は酷いもんです)で、生まれて初めてイタリア・オルガンを触ってきました。
モスクワで弾いていたオルガンは、ドイツ系、東欧系だったので、イタリア系の明るい音色にウットリ。
小鳥がさえずっているようでした。
パイプオルガンと電子オルガンでは、響きだけでなく指を触れた時の感触が全く違います。
数年ぶりに甦った指先、足先の感触があまりにも心地よく、新しい曲を譜読みしたくなりました。

そして、一日の締めくくりは、こちらも人生初、広島焼き!!!
てっきりお好み焼きの兄弟分だと思っていたら、全然別物なんですね。
キリッと冷えたビールを飲みながらキャベツとおうどんたっぷりのアツアツ広島焼きを頬張っていると、こんなにリラックスして休日をたのしんだのは何週間ぶりやろう、と無性に幸福感が湧いてきて・・・。
これで次の仕事に向けてちゃんとスイッチを入れられそう。

その後、私がめったに行かない場所、ゲーセンへ!
(多分これまでの人生でゲーセンに足を踏み入れた回数は、片手の指で数えられるくらい。
それも全部プリクラを撮るためでした。)
ここで、またまた人生初のUFOキャッチャーで遊んできました。
とは言っても、運動神経の鈍い私は取れそうになかったので、友達が戦利品をおすそ分けしてくれたのですが・・・。
この戦利品、何だと思いますか?
なんとなんと、ラズベリーソースの入ったチョコレートムースです!
そこはバウムクーヘンやらロールケーキ、お洒落なケーキ等のスイーツが取れるUFOキャッチャーで、チョコホリックの私は、目の前に餌を吊るされておあずけされてるわんこ状態でしたが、運動神経のコントロールは自力ではどうにもならず・・・。

そうそう、雨を避けてこちらも人生初パチンコ屋通り抜けもしました。
金曜日の夜のせいか、ものすごい人で、耳が潰れそうな騒音。
こんなにはやっているということはよっぽど楽しいんやろうなぁ。

一日中、盛りだくさんで楽しかった~!
よく考えてみると、私が一度してみたいけれどまだ一度もしたことがないことが他にもたくさんあります。
山登り、満天の星の下でのキャンプ、露天風呂、シンクロの大会を生で観ること、京都の名所名跡めぐり、等々。
あ、フラメンコも習ってみたい。

音楽をするということは、多大なる時間を音楽のために費やすということ。
イマイチ自覚がなかったけれど、得たものと同じくらい犠牲にしたものも多いのかもしれません。
生きている限り受験勉強をし続けているような感じ、かなぁ。
この歳になって、なんだかもっと欲張りに、いろんなことをしてみたくなりました。



こんなに感謝する日が来るとは・・・

Posted by музыка on 02.2008 コンサート   0 comments   0 trackback
最近歌の伴奏をする機会が増えてきました。
ドサッと楽譜の束を渡され、
「じゃ、吉久さん、よろしく!」
よろしくって言われても~~~。
「ゲゲッ、これって一時間以上のプログラムになりそうやん。」
とか思いつつ楽譜を受け取り、練習し始めると・・・
「あっ、これ伴奏法でやったわ!」
嬉しいことに、そういう曲が結構あるんです。

なにしろ、モスクワでの伴奏法のカリキュラムというのが、もう鬼、オニ、おに。
基本的に試験は半期に2回。
1回目の試験は7曲の課題曲。
その中から一曲選んで弾き歌いをし、残る6曲の中から当日指定で1曲その場で歌手と合わせて弾きます。
ここでうまく弾けなかったり、ちゃんと歌手に合わせられなかったりすると、伴奏法科長の怒鳴り声が響き再試、顔を洗って出直しです。
この試験にパスすると、2回目の試験は自由プログラム。
先生に歌手を選んでもらって歌手と一緒に20~30分のプログラムを準備し、当日試験を受ける人数にもよりますが、15分位は聴いてもらえます。

1年生は初めての伴奏法ということで、課題曲、自由プログラムとも年に1回ずつ、2~4年生は半期に1回ずつ。
学年が上がると共に課題曲の難易度もうなぎのぼりに上がって泣きそうでした。

そして、最終学年の5年生は・・・
まずはオペラのワンシーンを弾き歌い、それもアリアはダメ、必ずデュエット以上、難しいものでは合唱が入っていたりします。
(私はプッチーニの「蝶々夫人」から「蝶々夫人とピンカートンの愛の二重唱」を選んだものの、一人三役なので息継ぐ暇もなく、意味のわからないイタリア語に四苦八苦。
試験当日はイタリア人歌手になった「つもり」でこぶしを効かせて歌いまくり、なんとかうまく乗り切りました。)

それが終わったら魔の課題曲。
1~4年生で勉強した49曲の中から30曲を選んで準備します。
これもまた当日指定で弾くのはたった1曲。
「1曲しか弾かせないなら、30曲も準備させるなよ!!!」
そう思いつつも練習せざるをえず・・・。
(この時期、寮のそこいら中から5年生が必死になってこの30曲をさらっているのが聞こえてきます。)

これら全てをクリアして初めて、卒業試験を受ける資格獲得!
卒試は、古典以前・ロマン派・近現代・ロシアもの全ての要素を含むように曲を選び、約30分のプログラムにします。
これに合格すれば、伴奏法終了!
5年間の本当に涙ぐましい努力でした。

伴奏法の先生方は皆さん伴奏法に命をかけていらっしゃるので、
「一に伴奏 二に伴奏、三四も伴奏・・・」
という思い入れ。
それに対して学生は、
「私ら伴奏だけ弾いてればええんとちゃうんやで。ソロも室内楽も学科も大変なんや!」
とブツクサ言いながら試験をこなしていましたが、それが今になってこんなに役に立つとは思ってもみませんでした。

昔の努力が報われて、なんだか棚ぼたのような嬉しい気分。
練習しながらひとりほくそ笑んでおります。


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