至福のとき

Posted by музыка on 25.2008 コンサート   2 comments   0 trackback
私の至福のときは・・・
美味し~いチョコレートが口の中でねっとりととろけてる時とか、好みの赤ワインにめぐり合えた時とか、ひとくち齧ったクッキーからバターの香りがふわっと漂ってきた時とか、なにかと食べ物と関わっていることが多い。

でも、音楽をやってて至福のときは、練習中次から次へとアイデアが浮かんでくる時や、アンサンブルでお互いのフィーリングがピッタリと合って音が一つに溶け合った時(これはそう滅多に起こる事ではないのですごく貴重)、そして何よりも嬉しいのが、本番が本当にうまくいった時に、私が弾き終わると同時に顔を輝かせて友達が楽屋に駆け込んできてくれる瞬間。
彼らの目を見ただけで、「あ、今日はうまくいったんだ!」とわかります。
(うまくいかなかった時は、みんな遠慮してなかなか楽屋へは来てくれません。)

「僕はうまくいったかどうかは自分が一番よくわかってるけどなぁ。」
モスクワでの先生にはそう言われましたが、上がり症の私は、たま~~に舞台上での記憶が無いことも・・・。
それに、「自分でコントロールし切った!」と思った時の演奏よりも、多少はぶっ飛んでる時の演奏の方が聴いている方としては面白いらしいので、やはり私をよく知ってくれている友人達の感想がいちばん。


このブログでも案内を載せた時本さんの帰国コンサートが終わりました。
110年物のアップライトピアノでの伴奏、拍子を口で数えていないとすぐにずれてしまうほど変拍子の多いバルトーク、と不安な気持ちもあったのですが、実際会場へ行ってみれば、110歳だなんて信じられないくらいメンテの行き届いたピアノと昭和に迷い込んでしまったかのようなレトロ感漂うホールの豊かな響きのお陰もあり、無事に大役終了!
私の演奏を聴き続けてくれている友人達が楽しんで帰ってくれたのがなによりのご褒美です。
遠くから足を運んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
弾いている私だけでなく、聴きに来て下さったお客様が至福のときを過ごし、いい気分で帰途につけるような演奏を目指して今後も精進していきますので、また聴きに来てください。


街の記憶

Posted by музыка on 13.2008 日々徒然   3 comments   0 trackback
いろんな街へ行くのが好きです。
住めたら尚良し。
自分の目で見、足を棒にして歩き、空気の匂いをかぎ、その土地の食べ物を食べる。
変なものを食べてお腹をこわしちゃったりしても、後になれば全部いい思い出です。
方向音痴の私は、車で連れて行ってもらうと自分がどこにいるのか全くわからなくなるので、
「自分の足で歩く」
というのは結構重要なポイント。
とことん贅沢には向いていないなぁ・・・。
でも、そうやって歩いた街の記憶が私の身体の中にたくさん残っています。

久しぶりにモスクワの夢をみました。

もう一度音楽院で勉強することになり、今まで通り寮に住む予定で、音楽院から寮までタクシーに乗ろうとします。
私が実際に住んでいた頃は確か70~80ルーブルが相場だったような気がしますが(基本的に白タクでメーターなんてものは存在しないので、必ず乗る前に値段交渉をしてました)、何故か夢の中のタクシーは一見ちゃんとしたメーターつきにもかかわらず、途中まで乗った時点で既に170ルーブルを超えています。
(この辺は、何度か細工したメーターで騙された上海のタクシー事情がかぶっているっぽい・・・。)
そこで、これも久しぶりにロシア語でタクシーの運ちゃんに抗議。
「なんでこんなに高いんよ~!!!2年前はもっと安かったのに~。」
腹を立てて途中でタクシーを降り、晩御飯の材料を買いにRamstoreというトルコ系スーパーへ。
「そういや鍋とか調理用具は日本から持ってきてないな~、今晩は料理するのやめてお惣菜買おっか」
とトボトボ歩いてるところでいつの間にか夢は終わっていました。

それにしても、日本に戻ってもう2年が経つのに、夢の中の街並みのリアルなこと!
最初タクシーに乗り込んだ時点で車が左側通行だったのはご愛嬌。
途中からはちゃんと右側通行に切り替わってました。

いろんな思い出が詰まった私だけの「街の記憶」。
次はどの街が記憶のアルバムに加わることになるのかな・・・?

演奏会のお知らせ

Posted by музыка on 12.2008 コンサート   0 comments   0 trackback
8/23(土)14:00~ 奈良女子大 佐保会館にて、ヴァイオリンの時本さなえさんの伴奏をさせていただきます。
弟の野歩君にはロシア民謡コンサートで何度か演奏をお願いしたことがありますが、彼女とは今回が初めて。
それも、去年の秋から1年間ハンガリーのリスト音楽院に留学していた彼女の成長を披露する場であるだけに、練習にも力が入ります。

彼女の演奏曲目は:
J.S. バッハ: 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番より
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第4番
バルトーク: ラプソディー 第1番

私にとっては人生初バルトーク。
同じ不協和音でも、耳慣れたプロコフィエフやショスタコーヴィチとは全く違う響きなので、正直最初の譜読みは戸惑いました。
自分が弾いている音が合っているのか、一体どういう風にヴァイオリンと絡んでゆくのか。
ピアノの前で弾きながら譜読みしても、頭の中が?????なので、まずは楽器無しでひたすら楽譜とにらめっこ。
数回の合わせを経た今、やっとバルトーク特有の響きが「意味のない不協和音」ではなく、「心地よい不協和音」に聞こえるようになってきました。
基本的に不協和音大好きなので、めいっぱい楽しみたいと思います。
それにしても、初バルトークをついこの間までハンガリーの空気を吸ってた人と弾けるやなんて、私は幸せ者。

奈良女子大は近鉄奈良駅から歩いてすぐ。
地図はこちら
最近の炎天下では遠く感じられるかもしれませんが、もしよかったらいらしてください。
入場料は500円です。




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