声のパワー

Posted by музыка on 21.2008 コンサート   2 comments   0 trackback
フェニックスホールへコンサートを聴きに行ってきました。
クラシックではなく、「アリム・カシモフ アゼルバイジャンの歌声」。
モスクワは多民族都市で、ウクライナ、ベラルーシ等ロシアと言葉の近い国を始め、グルジア、カザフスタン、アゼルバイジャン等のかなり顔の濃い人たちも見てきましたが、実際民族音楽を聴くのは今回が初めて。

演奏メンバーは、歌兼打楽器の父娘、胴が瓢箪型のウクレレのような撥弦楽器、中国の二胡と似た擦弦楽器の4人。
弦楽器の2人のお兄さん達は、一緒に行った人がしきりに隣で「ガンダーラ様式」と呟いていた通り、仏像がそのまま人になったような彫りの深い顔。
床に直接座布団を敷いて座り、演奏が始まりました。

・・・・・。
凄い!

アゼルバイジャン音楽なんて聴くのは初めて、もちろん歌詞もわからず、何について歌っているのかもわからない。
和声や形式もわからないし、どこで間違えたかとか、テクニックの足りない部分もわからない。
でも、そんなこと全然関係ありませんでした。

人を惹きつける声。
使い込まれた古風なタンバリンから繰り出される鮮やかなリズム。
両脇から歌を支える弦楽器の絡み具合も絶妙。
彼らの演奏の「パワー」をガッチリバッチリ感じてきました。

きっと聴衆って、クラシックのコンサートでもこんな風にパワーを感じてるんやろうなぁ。
その場の空気を共有することにしち面倒くさい理論や理屈や知識なんて関係ないんやろうなぁ、となんだか「音楽を聴いて楽しむ」ことの原点に戻った気がしました。
とはいっても、クラシックの演奏会やとやっぱりいろんなことを考えてしまって、なかなか純粋にドップリ音楽に浸かるのがムツカシイ・・・。

それにしても、文化ってほんとに繋がってるんですね。
百聞は一見に如かず、アリム・カシモフ、聴いてみてください。

フランス語

Posted by музыка on 15.2008 日々徒然   0 comments   0 trackback
先日、歌手の友人のレッスンの聴講に行ってきました。
ティエリ・ラヴァサールというフランス人のコレペティをしている先生で、フランス語を勉強している友人は、通訳無しでのフランス語レッスン。
大学時代、高岡先生というとっても素敵なフランス語の先生の授業を2年間取っていた私としては、全てを忘れ去った今、どれくらい理解できるのか興味津々。

レッスンは、京大の傍にある日仏会館にて。
まずは、建物の外観のあまりのおしゃれさにびっくり。
中に入ると、光が差し込む館内は明るく、そして何よりも清潔できれい。
(大阪のユーラシア協会とのあまりの違いに愕然としました・・・。
羨む気にもならないくらい。
これって国民性の違い???)

ホールに入ると、木澤香俚さんという大学の先輩がレッスンを受けておられました。
プーランクの「人間の声」
モスクワで2年生の時、カジェノヴァ先生の音楽史でやったなぁ。
木澤さんのこの日のレッスンは、数時間ひたすらテキストの発音だったそうです。

そして、友人のレッスンが始まりました。
う~~~~ん、わからん。
ところどころ、知っている単語が出てくるものの、ほとんどは場の空気を読んでいる状態。

先生の教え方のスタイルにもよるけれど、ピアノだと、弾いてみせるだけでも通じ合える部分が結構多い。
目の前に楽器があり、どのように弾いているかが視覚的にわかるピアノに比べて、歌というのは身体が楽器で、喉の中を見せる訳にはいかないから、やはり視覚を補うのは言葉なのかな、と思いました。
それに、歌は当然のことながら歌詞があるため、ピアノのレッスンと比べて遥かに高度な内容の会話をしているっぽい。
(これはあくまでも私の予想ですが・・・。)

一時間のレッスン、友人や木澤さんが時々通訳してくれたのですが、理解できない言葉を聞くのはしんどかった~。
もうギブアップ、KO負けです。
モスクワに留学したての頃は24時間こういう状態だったから、そりゃ疲れるハズだわ、と妙に納得できた一日でした。





歌手に転向???

Posted by музыка on 01.2008 日々徒然   0 comments   0 trackback
産休の友人に代わって、6月から合唱団の伴奏を始めました。
指揮の廣瀬先生は、気さくで楽しい方で、音楽を教えるための様々な引き出しを持った素晴らしい先生です。
メンバーをリラックスさせ、それぞれの良さを引き出すテクニックは、私もこっそり盗みたいと、レッスンの度に先生の一挙手一投足を観察中。

伴奏者という形で参加させてもらっていますが、2時間の練習のうち、ピアノ伴奏の要らない曲もあるため、一緒に歌っている時間も結構あります。
「君の話す声は鼻に抜けているから、歌を歌ったら絶対うまいよ。」と会う度に言われて、調子に乗って歌っているけれど、これって傍から見たら豚が木に登っている状態でしょうか・・・。

「一人でこのフレーズ歌ってみ」
そう言われて歌ったところ、
「この音を歌う時、舌を奥に巻いてみ」
その通りにすると、
「ほら、声が変わった!」

ピアノを弾いていて音色を変えたい時は、手の角度、腰の重心の位置、腕の回転、指先の感覚等を変えるため、自分の身体を把握するというのがとても重要ですが、同じ身体感覚でも歌とピアノじゃ全く違う。
「歌って舌の向きを少し変えただけで声の出しやすさが変わるんや~~~!」
というのは私にとってはかなり面白い発見でした。
ちょっとハマッちゃいそう。

それに、もともと音程に関しては調律師任せのピアノという楽器ばかりを弾いている私にとっては、
「自分で音程を作る」
という作業がめちゃめちゃ新鮮で、絶対音感とは関係ない、相対的にハーモニーを作るという感覚が摩訶不思議。
ほんと、伴奏しに行ってるのか、歌いに行ってるのか、よく分からん状態です。

この感覚が本当に不思議で楽しいので、なんとこの私が第九の合唱に参加することにしました。
高槻市で年末にあるコンサートで、なんとオケ伴奏です。
8月から毎週練習があり、今からワクワク。
練習が始まったら、また報告します!

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