サロンコンサートのお知らせ

Posted by музыка on 29.2008 コンサート   6 comments   0 trackback
6月22日(日)14:30~ 高槻市総合市民交流センター 8F イベントホール
               (JR高槻駅から徒歩1分)

♪プログラム♪

吉久夏子: ベートーヴェン ピアノソナタ 第23番「熱情」
佐藤恵美子: ハイドン ピアノソナタ 第3番
         ショパン スケルツォ 第2番 作品31
田口麻知子: 中田喜直 「むこうむこう」 (三井ふたばこ作詞)
                「霧と話した」 (鎌田忠良作詞)
         小林秀雄 「落葉松」 (野上彰作詞)
         C.A.ピクシィオ 「マンマ」
         E.D.クルティス 「帰れソレントへ」    (ピアノ伴奏: 波多野聖子)
木村修子: ブラームス ヴァイオリンソナタ 第3番 作品108   (ピアノ伴奏: 吉久夏子)

今回はソロと、大学時代からペアを組んでいる友人とのアンサンブルの両方で出演させていただくことになりました。
ブラームス後期の作品であるヴァイオリンソナタ第3番は、人生の酸いも甘いも知り尽くした人間にしか書けないようなどん底の絶望、そしてその絶望の淵からあふれ出てくる限りないやさしさに溢れています。
好きな作曲家はたくさんいますが、練習しながら独りで泣いてしまうのはやっぱりブラームス・・・。
ベートーヴェンもブラームスも、友達やったら付き合いにくい大変な奴なんやろなぁ、とか思いますが、その気難しさの殻の中に時折垣間見える人間性にものすごく惹かれます。

以前から言っていた通りチャイナドレスを披露する予定なので、もしお時間ありましたら、ちょっと覗きに来てみてください。


ロシアの諺

Posted by музыка on 08.2008 ロシア   3 comments   0 trackback
今、ロシアの諺についての本を読んでいます。
「諺で読み解くロシアの人と社会」
これまでなかなか巧く使いこなせなかった、というかあまりよく知らなかったロシアの諺。
古語が使われていたり、語呂合わせや韻を踏むためにアクセントの位置が変わったり、と外国人にはちょっとムツカシイ。
でも、この本ではそういう難所も丁寧に説明してくれているので、とても読みやすいのです。
この本の中から、私が「ほ~、なるほど。」とか「そう、そうやねん!」とか感じたものをいくつか紹介したいと思います。

まずはロシア人のブラックユーモアが表れているものから:
Дурака учить---что мёртого лечить.
(ドゥラカー ウチーットゥ、 シトー ミョールタヴァ レチーットゥ)
「馬鹿を教えるのは死人を癒すようなもの」

皮肉っぽいけれど、こうやって腹立たしい気持ちをピリッとスパイスの効いた表現として人に言えるって、日本流に溜め込んじゃうよりいいかも。
こういうタイプの作曲家はプロコフィエフかな。

諺ではないのですが、指はよく回るけれど全然頭を使っていない演奏に対するコメントとしてよく使われる表現に、Голова пустая. (ガラヴァー プスターヤ)「頭空っぽ」というのと Мозга нет. (モーズガ ニェット)「脳みそなし」というのがあります。
空っぽでも頭がある間はまだマシだ、脳みそ自体が無いよりは、という風に解説されました・・・。
やっぱりロシア人はキツい。

ロシア人は「諦めの国民」でもあります。
到底逆らえない自然の脅威の前にそうなったのでしょうか:
Пришла беда, отворяй ворота. (プリシュラー べダー、アトゥヴァリャイ ヴァラター)
「災難が来たら門を開けよ」 (=災難は続いて起こるものだから、覚悟せよ)

日本だと「鬼は~外、福は~内!」なのに、良きも悪きも全て運命、というのがいかにもロシア。
昔から自然と共存してきたと言われるように、働き方次第で自然さえもなんとか手の内に収められてしまえる気候の日本と、どうひっくり返っても人間の力ではどうにもならない気候のロシア、運命に対する感覚が違っても当たり前ですね。

最後になんだか目の前に光景が浮かんできそうな諺を一つ:
Один с сошкой, семеро с ложкой.
(アディーン ス ソーシュコイ、 スェーメラ ス ローシュコイ)
”One with a spade, seven with spoons." という感じでしょうか。
日本語にすると、「鋤を持つ者(=扶養者)は一人、匙を持つ者(=被扶養者)は七人」。
一生懸命働いているお父さんと、家でお腹をすかせて待っている子供達の姿が見えてきそうです。

ロシア語は、やはりアルファベットが違うので、未経験者には発音を予測することさえ不可能ですが、非常に韻の踏みやすい抑揚のある言語なので、発音をカタカナで書いたものを一度声に出して読んでみてください。

 HOME 

Contact〜お問い合わせ

♪お問い合わせはこちらからどうぞ♪

Search This Blog

Archive

Counter