詩が聞こえる2017

演奏会情報

2017/10/1(日)
14:00開場 14:30開演
詩が聴こえる
時本 野歩 第5回チェロリサイタル


岡村 星見:ドール<初演>
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番

兵庫県立美術館 ギャラリー棟1階アトリエⅠ


前売り 2500円/当日 3000円/高校生以下 1000円

発表会2010

Natsukochka ピアノ教室

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音のパズルチャイコフスキー

プロフィール

ピアニスト
吉久 夏子 | デュオ・マトリョーシカ

プロファイリング

Posted by музыка on 16.2017 コンサート   0 comments   0 trackback
レッスンで結構深刻なはずのショパンの曲をルンルンで明るく弾いた子がいたので、
「これまでに弾いた曲から判断して、ショパンってどんな性格の人やと思う?」
「この曲に物語をつけたり絵を描いたりするとしたら、どんな情景?」
と尋ねたところ、悩んだ挙句、返事なし・・・。

というわけで、有無を言わさず伝記漫画を貸し出し(笑)
憧れの曲を弾ける喜びがモロに伝わってくるのはすごく嬉しいけれど、次回レッスンではぜひ作曲家の心境を想像しつつ弾いてほしいなぁ。


いろんな作品を弾けば弾くほど、それぞれの作曲家の性格やら癖やらがなんとなく見えてくると思うのですが、それ以外にも、
「この人多分背が高い」
「肉付きの良い手をしてたに違いない!」
「きっとピアノ弾くの苦手やったんやろな」
等々、仮に私がその人の生い立ちを知らなかったとしてもなんとなく見えてくることって結構あるのです。

というのも、今、チェロとヴァイオリンとピアノのための「ドール」という新曲を初演に向けて練習していて、改めて作曲家と演奏家の関係について考えること多し。

作曲者の岡村星見さんの作品や編曲、これまでもいくつか弾いてきました。
私があまりにも惚れ込んでしまって、しつこい位何度もブログやFacebookに書いたチェロとピアノのための「おおかみこどもの雨と雪」。
発表会のために作曲を依頼したちびっこピアニストとヴァイオリンのための可愛いアンサンブル曲「ことりのおしゃべり」と「しんかんせんあおぞらごう」。
合唱用に編曲をお願いした「斎太郎節」と「マツケンサンバ」。
なかなか幅広いでしょ?

彼女の作品を弾いていてまず想像するのは、
「岡村さんはやはりよくピアノが弾ける方やろな」
ということ。
そして、私より背が高い。
んで、ピアノを弾く時の重心高めでタッチは浅め。
多分、運動神経が良い。
手は私よりもほんの少し大きい、はず。

楽器を弾かない人にとっては、何をもって判断しているのか謎かもしれません。
まぁ、判断材料はいろいろあるのですが、この勝手に謎解きしてる感が推理小説読んでるみたいで楽しいんだな。
(3年前からず〜っと気になっていた彼女の手の大きさ、先日間近で手を開いて見せてもらったら、やっぱり私より少しだけ大きくて、謎解き成功です 笑)

それ以外にも、
「何か心境の変化があったのかなぁ?」
と感じる要素も!
これまでの彼女の作品は透明感あふれる世界観でしたが、「ドール」はそこにブラック要素が加わりました。
ただ美しいだけではない、おどろおどろしさが見え隠れ。
岡村さん本人が演奏者に伝えてくださったのは、曲のタイトルと大まかなイメージのみですが、なんだかストーリー性のあるバレエの舞台が目の前で繰り広げられているかのような錯覚が・・・。

暗闇の中で一瞬光を宿す人形の目。
人間のいないところでは思いっきり自由奔放に自堕落に踊り狂う人形たち。
もし人間であれたら、と願う哀しい気持ち。
でも、朝になれば意志とは関係なく固まって人形に戻ってしまう。

感情移入しすぎると人形が生身の人間になっちゃうし、冷静に弾きすぎると人形に生命が吹き込まれない。
そのさじ加減が難しく、そしてものすごく面白い作品です。
初演って、作品が世に送り出される大切な日なので、一人でも多くの方に聴いていただけると嬉しいです!

演奏会前日の9月30日が運動会、当日10月1日が予備日、という地域が多そうなので、
「前日まで予定がわからない!」
という方もおられるとは思いますが、ご連絡いただけた時点でお席があれば、チケット確保させていただきます。
もし土曜日に無事運動会が決行されたら、ぜひ日曜日は演奏会にお運びください。

詩が聞こえる2017

2017/10/1(日)14:00開場 14:30開演
詩が聴こえる
時本 野歩 第5回チェロリサイタル


岡村 星見:ドール<初演>
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番

兵庫県立美術館 ギャラリー棟1階アトリエⅠ

前売り 2500円
当日 3000円
高校生以下 1000円

感動の一日

Posted by музыка on 16.2017 ピアノ教室   0 comments   0 trackback
発表会、終わりました!
開演から終演までのたった2時間の中に、曲選びからの約3ヶ月間の、そしてそれぞれがこれまでピアノを弾き続けてきた年月のドラマがギュッと凝縮したかのような、そんなひとときでした。

「客席スカスカやったらどうしよう?」
と心配していたのですが、完全に杞憂。
演奏するために来てくれていた大学合唱団の子達の席がなくなってしまうほどの大入り満員でした。
いや、ほんとビックリ、予想外。
立ち見させてしまった方々、本当にごめんなさい。


これまではずっと、ホールでの合同発表会でした。
サロンでするのは初めて。
楽屋スペースは親子室になったので、みんな客席からの登場。
私も、これまでは舞台袖で出番待ちの子がリラックスできるように声をかけたり冷えた手を温めたりしながら演奏を聴いていましたが、今年は何かあったら真っ先に助けに行ける最前列にでで〜んと陣取りました(笑)
そうすると、何が良かったかって、これまでは舞台袖やモニターからしか演奏姿が見れなかったのに、一人ひとり登場の瞬間から最後のお辞儀まで、ぜ〜んぶ客席から見れた!!!

堂々と出てくる子も、自信なさげに出てくる子も、飄々としてる子も、ピアノの前に座ったら腹を括り、リハーサルとは全然違う表情。
音もピリッと締まって、本番やからこその演奏を聴かせてくれました。
みんながみんな一世一代の大勝負を見せてくれた感じ。
聴いてる私は、もう、感動でウルウルです。

「本番が今までの中でベスト!」な演奏もたくさんありました。
でも、予想外のハプニングが起こってしまった子達もいます。
本番は何が起こるかわからないし、音楽とミスとは別物だとわかってはいても、普段の努力とよく弾けている状態を知っている私にとっては、悔しかったり心が痛かったり。

ですが、
「子ども達が真剣にピアノと向き合い、弾き間違えても鍵盤に食らいつく姿に同じ音楽に携わる者として心を打たれた」
という感想を言ってくれた人がいて、いろんなことがちゃんと伝わってるのがめちゃめちゃ嬉しかったです。
それに、やっぱり子どものパワーってすごくって、ソロで予想外のミスをしちゃった子達は、みんな連弾やアンサンブルで挽回!
終演後はそこいら中からやり切った良いお顔が見えました。

本番は、確率を上げることはできても、博打な面があることは否めません。
でも、何があろうとプロセスは100%、本人のもの。
今週末からレッスン再開ですが、きっとみんな、発表会を経て音楽的に一回りも二回りも成長してるやろうなぁ。


私は最前列からご挨拶やアナウンスをさせていただいたのですが、客席の笑顔率がめっちゃ高くて。
「生徒たちだけでなく、私もいろんな方々に見守っていただいて、この発表会が実現したんやなぁ」
と開演前のご挨拶の時から泣きそうで、声が震えるのを抑えるのが大変でした。
これからもずっとピアノを教えていくと思いますが、初めての単独発表会だった今年のことは、きっと一生忘れないと思います。

まずは、一生懸命練習した生徒達、そしてそれをサポートしてくださったご家族の方々、ヴァイオリニストとして毎年生徒達と素晴らしい演奏をしてくれる友人、演奏しに来てくれた合唱団のみなさん、当日裏方として至れり尽くせりのサポートをしてくださったサロンのオーナーさん、忙しい中応援にかけつけてくれた方々、ほんと、どれだけ感謝しても感謝し尽くせないです。
本当にありがとうございました!



泣いても笑っても・・・

Posted by музыка on 08.2017 ピアノ教室   0 comments   0 trackback
あと2日!
「何が?」
って、発表会まで、です。

これまで大学の同級生達と合同発表会をしていたのですが、今年は初の単独発表会。

生徒さんひとり一人に、時間的な制約を考えずに「今弾きたい曲♪」を選んでもらう。
記念品は一人ずつ違うものを、独断と偏見により私がセレクト。
発表会後のミニコンサートとして、以前伴奏していた大学の混声合唱団に来てもらう。
と、私がしたかったことてんこ盛り!
欲張りすぎたかなぁ・・・(笑)?

私が自宅で教えている生徒さんって、そんなにたくさんではないのです。
隅々まで目が届く人数。
でも、いろんな年齢層の子がいて、お互いがお互いに影響を与えられる人数。
高校生や大人の生徒さんがもっと増えると嬉しいけれど、それ以外はめっちゃ理想的です!

にもかかわらず、この1週間ほど、追加レッスンに次ぐ追加レッスン、アンサンブルに来てもらうヴァイオリニストとの合わせ、数人ずつ予定を合わせての弾き合い会、と、
「私こんなに生徒多かったっけ???」
と勘違いしてしまうほどの怒涛のレッスン。
あまりに忙しすぎて、一昨日夜中にうなされて大声で叫んで目が覚めました(汗)

歳を重ねると、虫歯になっても痛みを感じないといいますが、私も自分のキャパオーバーを感じられていなかった模様。
あの叫びっぷりはちとヤバかったので、昨日は半日何もせずゆっくり台風をやり過ごしました。
あたかも存在しなかったかのようにぐうたら過ごす時間って大事(笑)

今週に入って、一人、また一人、と最後のレッスンを終えてゆき、私の手を離れて行って。
あとは、当日本人がどう演奏するかにお任せです。
120%なんの心配もない生徒なんて一人もいません。
でも、まだできてへんとこは伸びしろ!
ここは未練なく子離れならぬ生徒離れをせねば、なところですな。

8月11日(金)の山の日、14:15開場14:30開演。
JR高槻駅前のサロン・ド・ショパンにて。
(メサベルテというパン屋さんの上です)
お客さまは一人でも多い方がいいので、もしお時間ある方はフラッとお立ち寄りいただけると嬉しいです。

開け〜〜、ゴマ!

Posted by музыка on 21.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
今日は上田晴子さんの室内楽のマスタークラスを受けに姫路へ!
10月のチェロ・リサイタルに向けて準備中のブラームスのチェロ・ソナタ第2番をレッスンしていただきました。
レッスンは、そりゃあもう、楽しくて充実した時間で。
今の私は気持ち的にはフル充電で幸せ満タン!
体力的には・・・
早起きして練習したせいで、残念ながらヘロヘロです(笑)

ブラームスって、大好きなんやけれど、自分の中で形が出来上がるまでの暗中模索期間がとにかく長い!
そして辛い(涙)
でも、暗闇にたくさんの道しるべの明かりが灯った、そんなレッスンでした。

自分のレッスンが終わった後に、私が弾いたチェロ・ソナタと同じ夏に同じスイスの町で書かれたヴァイオリン・ソナタ第2番のレッスンを聴講してみて、「チェロ・ソナタって難しいけどすごい面白いぞ!」と開眼。

西洋クラシック音楽において、バス(=ベース。低い音のラインのこと)って音楽を支配するめちゃめちゃ大事な要素なのですが、ヴァイオリンのような高音域の楽器とピアノとのアンサンブルの場合、バスを弾いているのは常にピアノ。
ヴァイオリン〜ピアノ間のバスの受け渡しはほぼありません。
というのも、ヴァイオリンが出せる一番低い音って、ピアノのど真ん中の「ド」の音のたった3つ下の「ソ」だからです。
ピアノの音域の方がはるかに幅広い。

だけど、チェロの音域はヴァイオリンよりもずっと低いです。
そうすると、バスがチェロとピアノの間で行ったり来たり。
バスの受け渡しをしつつ、メロディもラリーしつつ、チェロの音量を凌駕しないように指先でコントロール。
めちゃめちゃ神経を使います・・・。
ピアノソロよりもアンサンブルの方がオタクっぽいなとは元々思っていたのですが、その中でもチェロとのアンサンブルは完全にオタク寄りだわ(笑)
ミクロの世界かも。

以前、ボリス・ペトルシャンスキー先生のレッスン通訳をした時におっしゃっておられた、
「先生というのは、生徒の新しい世界の扉を開く存在だ」
という言葉、私にとっては座右の銘でもあるのですが、今日はまさに、新しい世界への扉を何枚も開けていただいた1日でした!

ウチの教室は、発表会でヴァイオリンとのアンサンブルがあるので、私自身も生徒さんたちへ室内楽のレッスンをしています。
今日学んだこと、絶対生徒さんたちへ還元せねば、です!
発表会まであと20日。
ラストスパートだ!

おひとりさま

Posted by музыка on 27.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
来週末に彦根で本番があるのですが、学会のレセプション?か何かで弾かせてもらうため、当日はリハができません。
というわけで、昨日はリハのために彦根へ。
彦根、初上陸です!

めちゃめちゃ遠いイメージがあったけど、地元高槻から新快速に乗りっぱなしでたった1時間。
携帯いじったり、本を読んだり、延々と続く田んぼをぼ〜っと眺めたりしてたらあっという間。
「せっかく行くのに、リハだけやなんてもったいない!」
と思い、一人でてくてく彦根城へお散歩に行ってまいりました。

15時頃着いたので、とりあえず閉まる時間が早い記念館から見ることに。
日本史も地理も苦手な私にとっては、大河ドラマのストーリーや史実の説明は、丁寧に書いてくれればくれるほど知らない人がいっぱい出てきてちんぷんかんぷん(笑)
読んでいても苦痛でしかないので、読破は諦めました。
でも、昔の城下町?のミニチュア模型(一つ一つのお屋敷に所有者の名札が貼ってある!)や区画整理された地図とかを見てるのはすごく楽しくて、自分がその町を歩いてるつもりになってワクワク。
どこどこのお家に何々さんが住んでて、みたいなことがきちんと残ってるってすごいなぁ。

次に閉まるのはお庭、ということで、一応の順路とは逆っぽかったけれど、池のあるお庭と井伊家の居住スペースへ。
13時過ぎに地元を出た時には、あまりの日差しの強さと暑さに、帽子もサングラスも持たずにすっぴんで出てきて失敗したと思ったけれど、彦根は曇りで涼しく、お散歩するにはもってこい!
たぶん、すごい目玉スポットがあるわけではないお庭なんやけれど、なんだかそこにいるだけで空気が心地良くって、もし近所に住んでいたら本や編み物とコーヒーとを持ってしょっちゅう遊びに来てしまいそうな美しい空間でした。

IMG_1408_convert_20170527173943.jpg


そして、天守へ。
きちんと順路通りに進んでいれば、表門から入ってカッコいい天守を眺めながら石段を登って行けたんだと思いますが、なんせ逆走したので、裏側からの石段をえっちらおっちら登りました。
初めてなので、いつどこにどう辿り着くのか全くわからず、上を見上げても石垣と木と雑草のみ。
「どんな所へ出てくるんやろう・・・?」
とニマニマしながら登ってる時間が、実はこの日一番の萌えポイントでした。
次に行く機会があれば、今度は別の裏口から登ってみたい(笑)

彦根城天守


てっぺんに辿り着くと、とにかく見晴らしが良くて、ええとこ。
「○○万石」とか言われても、日本史がわからない者にとっては「石って何よ?!」状態ですが、この立地にこんな風にお城建てられるってすごい財力なんやろな、と初めて実感が湧きました。
石段多いし、ちょっと吹きっ晒し過ぎるけど、こんなとこに住みたい!

彦根城からの眺め


そして、最後に厩へ。
なんだかね、空間自体がすごいリアル。
私は馬を身近に見たことないけれど、
「あぁ、ここに毛並みの良い馬たちが並んでたんやなぁ」
と想像すると、生き物の体温や息遣い、においまで感じられそうな、そんな場所でした。

お城って歴史好きじゃないと楽しめないのではないかと心配でしたが、全然そんなことなかった!
行く前後で知識量に全く変化が無いことに自分で少し呆れるけれど(笑)
(もうちょっと脳みその吸収力が良かった時代に、きちんと日本史勉強しとけばよかった・・・。)

でも、ひとめぐりして思ったのは、江戸時代って案外身近なのかもしれないということ。
想像もつかないような別世界ではないんですね。
かつてそこで生活していた人々の名残というか、何か感じられるものが残っていて、その延長線上に今を生きている自分がいる、というか。
ちょっと不思議な感覚でした。

次は姫路城に遊びに行ってみたい!



オマケ↓

5月19日

Posted by музыка on 20.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
昨日は母の命日でした。
東日本大震災の年やったから、今年で6年目。
この6年間、いろいろあったけど、それにしても時の経つのは早いなぁ。

母は、
「特別な日のためだけでなく、日常生活をきちんとしなさい」
という考え方の人だったので、とりあえず朝起きて母の写真におはようを言ってから、衣替え、洗濯、靴磨き、庭の草むしり、アイロンがけ、練習等、いろいろ頑張りました。
(休日やったから、お昼寝も少ししたけど・・・。)
私は性格的には大雑把な方に分類されると思うので、何もかもピシッと完璧にするのは無理ですが、それなりにきちんとお掃除をし、それなりに献立を考えつつ自炊するのが当たり前の生活をおくれるのは、生活の整え方を身をもって示してくれた母のおかげかなと思います。

私が両親に感謝していること第一位は、なんと言っても教育にお金をかけてもらえたこと。
だけど、この歳になって改めてありがたいなぁと思うのは、生活習慣や好みであったり、ちょっとした色使いのセンスとかを、少しは受け継げているかもしれないと感じる時です。
目に見えない遺産ってめちゃめちゃ大事だ〜!

私が小さい頃から
「美人薄命やねん!」
と口癖のように言っていた母は、その言葉を実現して62歳で逝ってしまいました。
だけど、あと10年経とうが20年経とうが、母は永遠に62歳のまま。
ずっとツヤツヤのお肌のままみんなの記憶に残れるんやなぁ、と思うと、きっとこれで良かったんかな。
6年経って、ようやく涙もなく平和な命日がおくれました。

さぁて、今日は大学の恩師の退官記念演奏会とパーティ。
懐かしいお顔にたくさん会えるかな。
楽しみです!




食い合わせ

Posted by музыка on 13.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
以前飼っていたゴールデンレトリバーは、
「あんたには野生の勘というものは無いのか???」
と呆れるほど、とにかく何でも食べちゃう子でした。
(石鹸、台所の皿洗いスポンジ、お風呂の体洗いタオル、鼻をかんだ後のティッシュ、植え込みの植物、土、etc.....)

お腹壊したことなんてたくさんありすぎて数え切れませんが、すごく記憶に残っているのが、苺のヘタと鰻の頭をあげた時のこと。
どちらも一応食べ物なのに、ティッシュより遥かにまともなものなのに、めっちゃお腹を壊されました。
脂ののった鰻の頭と水分たっぷりな苺のヘタ。
おそらくものすごく食い合わせが悪かったんやと思います。
フィービーちゃん、ごめん・・・。
それ以来、吉久家では絶対に鰻と苺は同時には食べません(笑)

なぜこんなことを思い出したかというと、今私が練習中の曲が、食い合わせならぬ、弾き合わせがめちゃめちゃ悪いからなのです(涙)
もう一年近く取り組んでいる難曲のメンデルスゾーンが、ようやく本番中でもニッコリ笑いながら弾けるようになってきて、次のミッションであるラヴェルとガーシュウィンに本腰入れて取り組み始めたら・・・。
救いようなくメンデルスゾーンが下手になりました。

全くもって幸せな音が出ない〜〜〜!
これって、タッチの違い?
それともテンションの違い?

練習していて、どうやって自分で自分の身体の方向性を修正したらいいのかもわからなくなって、正直、迷子状態。
あんなに頑張って仕上げてきたのに!
結局、メンデルスゾーンの本番が終わるまではラヴェルとガーシュウィンを封印することに決定。

チェンバロを弾くとラヴェルが弾きやすくなる。
ということは、チェンバロとメンデルスゾーンの相性も悪いかも?
と怖くてチェンバロにも最近触れない・・・。

とにかく今はメンデルスゾーンに集中したいと思います。

ってことを書いといて何やねん!?って感じですが、ゴールデンウィーク最終日の5月7日にラヴェルとガーシュウィン弾きます!
学年は違えど、同じ大学の仲間達4人での演奏会。
無伴奏チェロ、チェロ+ピアノ、ピアノソロ、ピアノ連弾、といういろんな編成が楽しめます。
私はいつもリサイタルの伴奏をさせていただいてる時本野歩君とブラームスのチェロ・ソナタ第2番の第1楽章と、デュオ・マトリョーシカの連弾でラヴェルのスペイン狂詩曲より2曲、そしてガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーを弾きます。

ブラームスがね、ほんまええ曲なんです。
惚れます。
大好きです(笑)
でも、いつも思うのですが、ブラームス、絶対手大きかったよね〜。
10度を掴める手が欲しい・・・。

島本町歴史文化資料館にて、15時開演。
無料なので、気軽にふらっとお立ち寄りください。

デュオ・マトリョーシカでは私がトーク担当なので本読んでネタ仕入れなきゃ!
願わくは、ブラームスとラヴェルとガーシュウィンの弾き合わせが悪くありませんように!



チェンバロその後

Posted by музыка on 25.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
我が家にチェンバロがやって来て数週間が経ちました。
レッスンの度に、
「今週頑張って練習してきたら、来週めっちゃええもん見せたげるね!」
「だから、曲もドリルもすぐに合格してマルつけられるように頑張ってくるんやで!」
と送り出し。

指切りげんまんしたにもかかわらず、完全にそんなこと忘れてた子もいたり。
でも、私がチェンバロに触ってもらいたい欲求の方が遥かに強くて、結局みんなに弾いてもらっています(笑)
ダメ先生だな・・・。

チェンバロのことは一言も伝えていないので、みんな、私が見せたいものが何かは全く知りません。
ドキドキしながらレッスン室に入って、まず「うわぁ〜!先生が見せたかったものってこれ?」
とビックリしてくれるのが、コレ↓

指人形干支

指人形

この指人形は、叔母がお孫さんが遊びに来た時のために作ったもの。
完全オリジナルです。
「孫が大きくなった今、捨てようか迷っている」
と、とんでもなくモッタイナイことを言うので、
「レッスンで使うから、どうか譲ってください!」
とお願いして先週もらってきました。
習いたてで「どの指がどの指やら?」なちびっ子レッスンに思いっきり活用していくつもりです!

これももちろん見せたいものではありますが、本命のチェンバロはリビングにあるんだな(笑)
ちょっと急ぎ足でいつものレッスンをし、
「んじゃ、見せたげよう!」
とリビングへ。

私としては、まず目に飛び込んでくるのはチェンバロなのですが、小学生には、チェンバロよりも先に私が育てている豆苗が目に飛び込んでくるらしい。
再び、「先生が見せたかったものって、これ?」
という質問が・・・。
こんなこと訊かれるやなんて全く予想していなかったのですが、数人に訊かれたので、小学生の感覚ってこんな感じなんですね、きっと。
私は確かに食い意地張ってますが、生徒に豆苗見せる程ではないですよ(笑)

そしてやっと、みんなの意識がチェンバロへ。
みんな、ちょっと変わったピアノだなぁ、という感じで近寄っていくのですが、実際に鍵盤に触れて音を出してみた時のビックリした顔!
こんなに可愛い表情を独り占めできちゃうやなんて、最高の役得です。

生徒たちが現代ピアノより半音低いチェンバロを弾いているのを聞いていて、絶対音感についてすごく不思議な体験をしたので、そのことはまた今度書きたいと思います!



ようこそ!

Posted by музыка on 09.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
今日、我が家にこんなものがやって来ました!
ジャジャ〜ン‼︎

ヴァージナル

えぇ〜っと、買ったんじゃないです。
ひょんなことから、ウチでしばらくお預かりすることになったヴァージナル(長方形のチェンバロ)。
事前にサイズを教えてもらっていなかったので、どこへ置こうか決められない状況だったのですが、来てみてビックリ!
175センチ×55センチというなかなかデカい横長サイズ・・・。
というわけで、階段を上げることを諦め、リビングへ設置。
自分の物じゃないのに、もう、テンションだだ上がりです(笑)

「現時点ではあまり状態が良くないけれど、たくさん弾き込むことで解決する不調もたくさんあるので、どうかたくさん弾いてあげてください」
と言ってくださったので、遠慮なく弾かせていただきます‼︎
ピアノのハンマーが弦に触れるあの感触も大好きやけど、チェンバロの爪が弦に引っかかるこの感触も好きやわぁ。

なんせ、自分でこまめに調律しなきゃいけない楽器なので、えらく面倒くさそうではありますが、家にチェンバロがあるありがたみには代えられません。
設置後、軽く調律はして帰ってくれたものの、今すでにガッタガタ。
明日朝から調律に初挑戦してみよっと。

私は、そんなに確固たるものではないものの一応絶対音感はあるので、モダンのピアノよりほぼ半音低いチェンバロだと気持ち悪くて弾けないのではないかと心配していたのですが、不思議なことに全然大丈夫でした。
電子のパイプオルガンの自動移調機能やと頭が混乱してどうしても弾けないのに、なんでかなぁ?


「生徒さんたちに弾かせてあげてもいいよ」
というOKをいただいたので、もう少し暖かくなって、インフルエンザやら風邪やらが収束する頃に、以前から自分の頭の中で温めていた構想を実現させたいと思います。

それは、自宅にて、小学生対象の音楽史のレクチャーコンサート!

バロック・古典・ロマン・近現代の4つの時代区分を1回のレッスンで1つずつ、の4回シリーズを1年くらいかけてじっくりと。
その時代の絵を見せたり、CDを聴いたりしながら時代背景を説明し、実際に私がその時代の曲をピアノを弾いてみてのミニコンサート。
もしも生徒さんでその時代の曲をちょうど弾いている子がいれば、弾いてもらおう、とか。
参加者が多ければ、ゲストを招べたらいいな、とか。
想像(妄想?笑)は膨らみます。

初回はチェンバロが使われていたバロック時代なので、実際にチェンバロに触れてもらったりしながら進めていけたらいいなと考えています。
「コンサートホールへ行くのはちょっと敷居が高いわ」とか、
「忙しくて、家族みんなの予定を合わせてコンサートへ行くのは無理!」
という方でも、近場で送り迎えのみなら気軽に来てもらえたりするかな?

こんなに間近でチェンバロの音を聴ける機会はそうそう無いと思います。
ご興味のある方は、ご連絡やリクエストをいただけると嬉しいです!

もう、ブログ書きつつも、視線の先にあるヴァージナルを見ていると、ニヤニヤが止まりません(笑)


スレスレ

Posted by музыка on 14.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
もう10年以上前、真冬のモスクワで、ある漫画と出会いました。
それは、浦沢直樹さんの「20世紀少年」。
朝10時に陽が昇り、15時には陽が沈む。
快晴でも一日たった5時間という気が滅入る短い日照時間。
寮の気が狂いそうになるような厳しい環境の中で読んだ新興宗教の不気味さは、ものすごいリアリティがあって、怖くて眠れなくなるほどでした。
同じ寮に住む日本人の先輩から借りて読んだのですが、当時はまだ完結しておらず、読めたのは前半くらいかな?

その数年後、私は仕事で4ヶ月だけ上海に住んでいました。
その時に知り合って仲良くなった人が漫画オタクで、私が竹宮恵子さんの「風と木の詩」が大好きだと言ったことで意気投合!
私が帰国する時に、「私だけのための」オススメ漫画をいくつもピックアップしてくれました。
その中から最初に読んだのが吉田秋生さんの「BANANA FISH」、その後に読んだのが、浦沢直樹さんの「MONSTER」。

どちらもめちゃめちゃ面白くて、浦沢直樹さんつながりで「マスター・キートン」にハマり、その後「20世紀少年」を買い揃えました。
あ、そういえば「YAWARA」も「パイナップルARMY」も読んだ(笑)
何かのインタビューで浦沢直樹さんが、
「自分が描きたいものだけを描いても売れない。売れなければ職業として成立しないので、メジャーな要素と自分が本当に描きたいものの間スレスレを模索している」
みたいなことをおっしゃっていたのがすごく印象に残っています。

私にとっては、メジャー要素の強いYAWARAはあんまり好きになれず、マイナー要素の強いマスター・キートンは大好き!
うまいこと間をとったMONSTERにゾクゾクし、20世紀少年は後半にメジャー要素が強くなってしまった時点で興味が失せて手放しました。
(興味のない人には全然わからない話でごめんなさい・・・)

こういうスレスレの感覚ってすごく好きなのですが、最近久しぶりに似たようなワクワクを感じた出来事が!

先月頭、ある生徒くんに、
「次は何の曲が弾きたい?」
と尋ねたら、
「『君の名は』の曲か星野源の『恋』」
という答えが返ってきまして、普段テレビをつけない私にとっては、
「星野源って誰やねん???」
状態だったのですが、その日のうちにネットで検索して逃げ恥に激ハマリ(笑)
本番前やというのに9話くらいまで夜中にイッキに動画を見て、ドラマの残りは久しぶりにテレビをつけてリアルタイムで観ました。

曲も、Jポップ嫌いの私が「この音型好きやわぁ」と楽しめちゃう要素がいっぱいで、昔のバンドの曲とかをYouTubeで聴いてCD買おうか迷う←年末あたりからの私。
ラジオのバックナンバーを聴いて爆笑しながら編み物する←お正月三が日の私
過去の映画やドラマやコントをぼちぼち検索しては見る←今ココ
な状態です(笑)

昔の演技を見たり、初期のラジオとか曲を聴いていると、星野源さんのホントにやりたいことは多分マイナー路線なんやろうと思います。
で、私は多分このマイナーな冴えない感じが好き。
でも、今はメジャー路線に傾いていて、だけどめっちゃ楽しくて、面白い。
ここからきっと、その間をバランスを取りながら進んでいきはるんやろうなぁ、と思うと、なんかすごいワクワクドキドキします。

それに、これまで全く興味が無かった分、聴き始めると楽器同士と絡みとかの面白さが聞こえてくる!
同じフレーズでも、細部をちょこっとずつ変えるところはショパンとかブラームスと一緒だ〜、とか。
ポップスって弾き語り以外は全部アンサンブルですが、こだわりどころはどこなんでしょうね???
クラシックとの違いに、なんだか興味津々。

私は放っておくと世間の流行り廃りには疎いけれど、生徒さんたちのおかげでいろんな刺激をもらってそこから世界が広がってる感じです。
ホント、楽しい!

でもね・・・

ナゼ私の興味は所謂オタクっぽい方向にしか向かないのか???(笑)
遺伝か?
血筋か?
謎です(笑)


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