詩が聞こえる2017

演奏会情報

2017/10/1(日)
14:00開場 14:30開演
詩が聴こえる
時本 野歩 第5回チェロリサイタル


岡村 星見:ドール<初演>
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番

兵庫県立美術館 ギャラリー棟1階アトリエⅠ


前売り 2500円/当日 3000円/高校生以下 1000円

発表会2010

Natsukochka ピアノ教室

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音のパズルチャイコフスキー

プロフィール

ピアニスト
吉久 夏子 | デュオ・マトリョーシカ

時の流れ

Posted by музыка on 19.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
先日、ある音楽教室の発表会を伴奏者としてお手伝いさせていただきました。

この教室では、事前に2回レッスンに立ち会った上で発表会を迎えるので、生徒さんの成長プロセスと発表会前のものすごい踏ん張りが目に見えてわかります。
1回目の合わせでは、初めてピアノと合わせるので「ありゃりゃ⁈」なハプニングも起こりますが、2回目の合わせでは全員ぐーんと上手くなり、本番では多少のミスはあってもすごく良い演奏に。
自分が教えてる訳じゃないんだけれど、生徒さんたちが上手くなっていくのを見るのって、めっちゃ気持ちいい!
それに、普段なかなか弾けない良いホールで良いピアノを弾く機会をいただけて、すごく楽しかったです。

で、面白いなぁと思ったのは、若い子はどうもゆったりした曲想が苦手っぽいこと。
速いところは上手なのに、ゆったりになると間が持たなくなる。

そういや、私もゆったり苦手やったなぁ・・・。
いつの間にやらゆったり大好きになっている自分に気がついて、
「あぁ、私も歳とったんやな」
とちょっとしんみり(笑)

ゆったりした中の和声や音型の変化こそ音楽の醍醐味なのに、なんで昔の私はあれを退屈やと思ってたんやろう?
今も、モーツァルトのきらきら星変奏曲を弾いているのですが、一番好きなのは最後から2番目のゆったりヴァリエーションやったりします。

それでも、無我の境地には程遠い。
これからどんどん歳を重ねていろんな経験を積んだら、いつか天から音楽が降ってくるように弾ける日が来るかなぁ?

来るといいなぁ・・・。

ホンマに?!

Posted by музыка on 20.2017 ピアノ教室   0 comments   0 trackback
8月の発表会の翌日のこと。
疲れでヘロヘロの私のところへ、発表会を聴きに来てくれていたカウンターテナー兼バリトンの歌手さん(というと私の周りの人には誰のことなのかすぐわかっちゃうのですが 笑)から、目がテンになるようなメールが届きました。

「もし次回アンサンブルのコーナーで伴奏の簡単なイタリア古典歌曲とかドイツ歌曲とかさせて頂けたらさせて頂きたいです。」

これまでに、私の演奏を聴いたのをきっかけに伴奏を依頼してくださった方や、レッスンに来てくれるようになった生徒さんはいます。
でもね、まさか私の生徒さんたちに依頼?が来る日がやって来ようとは、正直思ってもいませんでした。
「一緒に演奏してみたい」
と思う何かが私の生徒たちにあったということ、やとしたら、すごくないですか?!
「一生懸命教えてきて良かった〜〜〜」
と特別なご褒美をもらった気分でした(笑)

いくら嬉しいお申し出とはいえ、商売っ気が見え見えのオレ様な感じの人やったら私も警戒するのですが、歌もお人柄もとっても物腰柔らかな素敵な方なので、来年夏の発表会まで待たずに、冬の間に我が家のリビングで歌とのアンサンブルと連弾限定の弾き合い会をしよう!と計画中です♪
ミニコンサートとして、私も数曲伴奏しようと思っています♡
私は、バリトンで歌ってもらって、ロシア歌曲弾きたい!


カウンターテナーって、女性の声域を出す男性歌手のこと。
もののけ姫が有名です。
wikiによると:

中世のヨーロッパにおいては「女性は教会では黙すべし」という掟により、女性が教会や舞台の上で歌うことは禁じられていた。そこで、教会の聖歌隊では高音のパートつまり、ソプラノとアルトを、ボーイソプラノが担当していた。しかし、表現力に乏しく響きの弱いボーイソプラノのかわりに、アルトは成人した男性がファルセットを使って歌うようになった。これがカウンターテナーの始まりである。

というのが成立事情やそう。
以前演奏会に一緒に出演させてもらった時に、私は生まれて初めてカウンターテナーを生で聴いて、その不思議な響きと艶のある歌声に鳥肌が立ちました。
そのご本人からこうしてお話をいただけるやなんて、超嬉しいです!

私一人では、生徒さんたちに見せてあげられる世界はどうしても限られてきます。
ピアノのレッスンってマンツーマンの完全密室やし、当たり前ですが、ピアノの音しかしないし。
「歌」という人間の呼吸と最も深く結びついた音楽に身近に触れることによって、生徒たち一人ひとりの新たな世界への扉が開くといいな、との期待を込めて!

しばらくみんなへの選曲で悩む日々が続きそうだわ・・・。

念願かなって

Posted by музыка on 18.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
今日は12月の本番に向けて、朝から茨木で合わせ♪
お天気も暑すぎず寒すぎず、ちょうど良かったので、以前からず〜っとやってみたかったことにチャレンジしてみました!
何かというと…
チャリで高槻の自宅から茨木までビューン。

私、自転車乗るの結構好きで。
(あ、でも電動限定です。)

車やと、自分の思考速度より速いので疲れる。
徒歩は、楽しいけどなかなか目的地にたどり着かない。
電車は、荷物重いし乗り換えとかの待ち時間と人混みが嫌い。
だけど自転車は、荷物持たなくていいし、座ったまんまで目的地に着いちゃうし、いろんな道を通れる楽しみもあり、道を間違えても方向転換がラク。
筋金入りの方向音痴の私にとってはかなりありがたい乗り物なのです(笑)

グーグルマップで検索したら、目的地まで徒歩で2時間ちょい。
ってことは、自転車やとその半分以下なのは以前枚方の村野(京阪の交野線です)へ行った時に実験済み。
というわけで、鼻歌歌いながら行ってまいりました!

結果、45分弱で到着〜。
これね、村野へ行った時にも思いましたが、ウチからバスで駅まで出て、電車乗って、駅から目的地まで歩いて、っていうのとほとんど変わらない。
それなら、私は断然自転車がいい!

行きは安全策をとって自分の知っている道で行きましたが、帰りは、
「これ、ホントに道?」
みたいな細道を通りながら帰ってきました。

流石に帰りは太ももがちとしんどかったので、頑張った分、ちょっと贅沢してスーパーで豚バラブロックとワインを買い込み、ボリューム満点の晩御飯となりました。
友人にもらった八角を使ってコレを作りました→中華街の豚バラ照り照り煮♥上海五花肉焼
美味しかったぁ〜〜〜。

ここできちんと節約すればお金持ちになれるのかも、ですが、交通費が浮いた分食費につぎ込むのがいかにも私(笑)
ダイエットも目的の一つではあったのですが、カロリー的には多分プラスマイナスゼロ、となりました・・・。

プロファイリング

Posted by музыка on 16.2017 コンサート   0 comments   0 trackback
レッスンで結構深刻なはずのショパンの曲をルンルンで明るく弾いた子がいたので、
「これまでに弾いた曲から判断して、ショパンってどんな性格の人やと思う?」
「この曲に物語をつけたり絵を描いたりするとしたら、どんな情景?」
と尋ねたところ、悩んだ挙句、返事なし・・・。

というわけで、有無を言わさず伝記漫画を貸し出し(笑)
憧れの曲を弾ける喜びがモロに伝わってくるのはすごく嬉しいけれど、次回レッスンではぜひ作曲家の心境を想像しつつ弾いてほしいなぁ。


いろんな作品を弾けば弾くほど、それぞれの作曲家の性格やら癖やらがなんとなく見えてくると思うのですが、それ以外にも、
「この人多分背が高い」
「肉付きの良い手をしてたに違いない!」
「きっとピアノ弾くの苦手やったんやろな」
等々、仮に私がその人の生い立ちを知らなかったとしてもなんとなく見えてくることって結構あるのです。

というのも、今、チェロとヴァイオリンとピアノのための「ドール」という新曲を初演に向けて練習していて、改めて作曲家と演奏家の関係について考えること多し。

作曲者の岡村星見さんの作品や編曲、これまでもいくつか弾いてきました。
私があまりにも惚れ込んでしまって、しつこい位何度もブログやFacebookに書いたチェロとピアノのための「おおかみこどもの雨と雪」。
発表会のために作曲を依頼したちびっこピアニストとヴァイオリンのための可愛いアンサンブル曲「ことりのおしゃべり」と「しんかんせんあおぞらごう」。
合唱用に編曲をお願いした「斎太郎節」と「マツケンサンバ」。
なかなか幅広いでしょ?

彼女の作品を弾いていてまず想像するのは、
「岡村さんはやはりよくピアノが弾ける方やろな」
ということ。
そして、私より背が高い。
んで、ピアノを弾く時の重心高めでタッチは浅め。
多分、運動神経が良い。
手は私よりもほんの少し大きい、はず。

楽器を弾かない人にとっては、何をもって判断しているのか謎かもしれません。
まぁ、判断材料はいろいろあるのですが、この勝手に謎解きしてる感が推理小説読んでるみたいで楽しいんだな。
(3年前からず〜っと気になっていた彼女の手の大きさ、先日間近で手を開いて見せてもらったら、やっぱり私より少しだけ大きくて、謎解き成功です 笑)

それ以外にも、
「何か心境の変化があったのかなぁ?」
と感じる要素も!
これまでの彼女の作品は透明感あふれる世界観でしたが、「ドール」はそこにブラック要素が加わりました。
ただ美しいだけではない、おどろおどろしさが見え隠れ。
岡村さん本人が演奏者に伝えてくださったのは、曲のタイトルと大まかなイメージのみですが、なんだかストーリー性のあるバレエの舞台が目の前で繰り広げられているかのような錯覚が・・・。

暗闇の中で一瞬光を宿す人形の目。
人間のいないところでは思いっきり自由奔放に自堕落に踊り狂う人形たち。
もし人間であれたら、と願う哀しい気持ち。
でも、朝になれば意志とは関係なく固まって人形に戻ってしまう。

感情移入しすぎると人形が生身の人間になっちゃうし、冷静に弾きすぎると人形に生命が吹き込まれない。
そのさじ加減が難しく、そしてものすごく面白い作品です。
初演って、作品が世に送り出される大切な日なので、一人でも多くの方に聴いていただけると嬉しいです!

演奏会前日の9月30日が運動会、当日10月1日が予備日、という地域が多そうなので、
「前日まで予定がわからない!」
という方もおられるとは思いますが、ご連絡いただけた時点でお席があれば、チケット確保させていただきます。
もし土曜日に無事運動会が決行されたら、ぜひ日曜日は演奏会にお運びください。

詩が聞こえる2017

2017/10/1(日)14:00開場 14:30開演
詩が聴こえる
時本 野歩 第5回チェロリサイタル


岡村 星見:ドール<初演>
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番

兵庫県立美術館 ギャラリー棟1階アトリエⅠ

前売り 2500円
当日 3000円
高校生以下 1000円

感動の一日

Posted by музыка on 16.2017 ピアノ教室   0 comments   0 trackback
発表会、終わりました!
開演から終演までのたった2時間の中に、曲選びからの約3ヶ月間の、そしてそれぞれがこれまでピアノを弾き続けてきた年月のドラマがギュッと凝縮したかのような、そんなひとときでした。

「客席スカスカやったらどうしよう?」
と心配していたのですが、完全に杞憂。
演奏するために来てくれていた大学合唱団の子達の席がなくなってしまうほどの大入り満員でした。
いや、ほんとビックリ、予想外。
立ち見させてしまった方々、本当にごめんなさい。


これまではずっと、ホールでの合同発表会でした。
サロンでするのは初めて。
楽屋スペースは親子室になったので、みんな客席からの登場。
私も、これまでは舞台袖で出番待ちの子がリラックスできるように声をかけたり冷えた手を温めたりしながら演奏を聴いていましたが、今年は何かあったら真っ先に助けに行ける最前列にでで〜んと陣取りました(笑)
そうすると、何が良かったかって、これまでは舞台袖やモニターからしか演奏姿が見れなかったのに、一人ひとり登場の瞬間から最後のお辞儀まで、ぜ〜んぶ客席から見れた!!!

堂々と出てくる子も、自信なさげに出てくる子も、飄々としてる子も、ピアノの前に座ったら腹を括り、リハーサルとは全然違う表情。
音もピリッと締まって、本番やからこその演奏を聴かせてくれました。
みんながみんな一世一代の大勝負を見せてくれた感じ。
聴いてる私は、もう、感動でウルウルです。

「本番が今までの中でベスト!」な演奏もたくさんありました。
でも、予想外のハプニングが起こってしまった子達もいます。
本番は何が起こるかわからないし、音楽とミスとは別物だとわかってはいても、普段の努力とよく弾けている状態を知っている私にとっては、悔しかったり心が痛かったり。

ですが、
「子ども達が真剣にピアノと向き合い、弾き間違えても鍵盤に食らいつく姿に同じ音楽に携わる者として心を打たれた」
という感想を言ってくれた人がいて、いろんなことがちゃんと伝わってるのがめちゃめちゃ嬉しかったです。
それに、やっぱり子どものパワーってすごくって、ソロで予想外のミスをしちゃった子達は、みんな連弾やアンサンブルで挽回!
終演後はそこいら中からやり切った良いお顔が見えました。

本番は、確率を上げることはできても、博打な面があることは否めません。
でも、何があろうとプロセスは100%、本人のもの。
今週末からレッスン再開ですが、きっとみんな、発表会を経て音楽的に一回りも二回りも成長してるやろうなぁ。


私は最前列からご挨拶やアナウンスをさせていただいたのですが、客席の笑顔率がめっちゃ高くて。
「生徒たちだけでなく、私もいろんな方々に見守っていただいて、この発表会が実現したんやなぁ」
と開演前のご挨拶の時から泣きそうで、声が震えるのを抑えるのが大変でした。
これからもずっとピアノを教えていくと思いますが、初めての単独発表会だった今年のことは、きっと一生忘れないと思います。

まずは、一生懸命練習した生徒達、そしてそれをサポートしてくださったご家族の方々、ヴァイオリニストとして毎年生徒達と素晴らしい演奏をしてくれる友人、演奏しに来てくれた合唱団のみなさん、当日裏方として至れり尽くせりのサポートをしてくださったサロンのオーナーさん、忙しい中応援にかけつけてくれた方々、ほんと、どれだけ感謝しても感謝し尽くせないです。
本当にありがとうございました!



泣いても笑っても・・・

Posted by музыка on 08.2017 ピアノ教室   0 comments   0 trackback
あと2日!
「何が?」
って、発表会まで、です。

これまで大学の同級生達と合同発表会をしていたのですが、今年は初の単独発表会。

生徒さんひとり一人に、時間的な制約を考えずに「今弾きたい曲♪」を選んでもらう。
記念品は一人ずつ違うものを、独断と偏見により私がセレクト。
発表会後のミニコンサートとして、以前伴奏していた大学の混声合唱団に来てもらう。
と、私がしたかったことてんこ盛り!
欲張りすぎたかなぁ・・・(笑)?

私が自宅で教えている生徒さんって、そんなにたくさんではないのです。
隅々まで目が届く人数。
でも、いろんな年齢層の子がいて、お互いがお互いに影響を与えられる人数。
高校生や大人の生徒さんがもっと増えると嬉しいけれど、それ以外はめっちゃ理想的です!

にもかかわらず、この1週間ほど、追加レッスンに次ぐ追加レッスン、アンサンブルに来てもらうヴァイオリニストとの合わせ、数人ずつ予定を合わせての弾き合い会、と、
「私こんなに生徒多かったっけ???」
と勘違いしてしまうほどの怒涛のレッスン。
あまりに忙しすぎて、一昨日夜中にうなされて大声で叫んで目が覚めました(汗)

歳を重ねると、虫歯になっても痛みを感じないといいますが、私も自分のキャパオーバーを感じられていなかった模様。
あの叫びっぷりはちとヤバかったので、昨日は半日何もせずゆっくり台風をやり過ごしました。
あたかも存在しなかったかのようにぐうたら過ごす時間って大事(笑)

今週に入って、一人、また一人、と最後のレッスンを終えてゆき、私の手を離れて行って。
あとは、当日本人がどう演奏するかにお任せです。
120%なんの心配もない生徒なんて一人もいません。
でも、まだできてへんとこは伸びしろ!
ここは未練なく子離れならぬ生徒離れをせねば、なところですな。

8月11日(金)の山の日、14:15開場14:30開演。
JR高槻駅前のサロン・ド・ショパンにて。
(メサベルテというパン屋さんの上です)
お客さまは一人でも多い方がいいので、もしお時間ある方はフラッとお立ち寄りいただけると嬉しいです。

開け〜〜、ゴマ!

Posted by музыка on 21.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
今日は上田晴子さんの室内楽のマスタークラスを受けに姫路へ!
10月のチェロ・リサイタルに向けて準備中のブラームスのチェロ・ソナタ第2番をレッスンしていただきました。
レッスンは、そりゃあもう、楽しくて充実した時間で。
今の私は気持ち的にはフル充電で幸せ満タン!
体力的には・・・
早起きして練習したせいで、残念ながらヘロヘロです(笑)

ブラームスって、大好きなんやけれど、自分の中で形が出来上がるまでの暗中模索期間がとにかく長い!
そして辛い(涙)
でも、暗闇にたくさんの道しるべの明かりが灯った、そんなレッスンでした。

自分のレッスンが終わった後に、私が弾いたチェロ・ソナタと同じ夏に同じスイスの町で書かれたヴァイオリン・ソナタ第2番のレッスンを聴講してみて、「チェロ・ソナタって難しいけどすごい面白いぞ!」と開眼。

西洋クラシック音楽において、バス(=ベース。低い音のラインのこと)って音楽を支配するめちゃめちゃ大事な要素なのですが、ヴァイオリンのような高音域の楽器とピアノとのアンサンブルの場合、バスを弾いているのは常にピアノ。
ヴァイオリン〜ピアノ間のバスの受け渡しはほぼありません。
というのも、ヴァイオリンが出せる一番低い音って、ピアノのど真ん中の「ド」の音のたった3つ下の「ソ」だからです。
ピアノの音域の方がはるかに幅広い。

だけど、チェロの音域はヴァイオリンよりもずっと低いです。
そうすると、バスがチェロとピアノの間で行ったり来たり。
バスの受け渡しをしつつ、メロディもラリーしつつ、チェロの音量を凌駕しないように指先でコントロール。
めちゃめちゃ神経を使います・・・。
ピアノソロよりもアンサンブルの方がオタクっぽいなとは元々思っていたのですが、その中でもチェロとのアンサンブルは完全にオタク寄りだわ(笑)
ミクロの世界かも。

以前、ボリス・ペトルシャンスキー先生のレッスン通訳をした時におっしゃっておられた、
「先生というのは、生徒の新しい世界の扉を開く存在だ」
という言葉、私にとっては座右の銘でもあるのですが、今日はまさに、新しい世界への扉を何枚も開けていただいた1日でした!

ウチの教室は、発表会でヴァイオリンとのアンサンブルがあるので、私自身も生徒さんたちへ室内楽のレッスンをしています。
今日学んだこと、絶対生徒さんたちへ還元せねば、です!
発表会まであと20日。
ラストスパートだ!

おひとりさま

Posted by музыка on 27.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
来週末に彦根で本番があるのですが、学会のレセプション?か何かで弾かせてもらうため、当日はリハができません。
というわけで、昨日はリハのために彦根へ。
彦根、初上陸です!

めちゃめちゃ遠いイメージがあったけど、地元高槻から新快速に乗りっぱなしでたった1時間。
携帯いじったり、本を読んだり、延々と続く田んぼをぼ〜っと眺めたりしてたらあっという間。
「せっかく行くのに、リハだけやなんてもったいない!」
と思い、一人でてくてく彦根城へお散歩に行ってまいりました。

15時頃着いたので、とりあえず閉まる時間が早い記念館から見ることに。
日本史も地理も苦手な私にとっては、大河ドラマのストーリーや史実の説明は、丁寧に書いてくれればくれるほど知らない人がいっぱい出てきてちんぷんかんぷん(笑)
読んでいても苦痛でしかないので、読破は諦めました。
でも、昔の城下町?のミニチュア模型(一つ一つのお屋敷に所有者の名札が貼ってある!)や区画整理された地図とかを見てるのはすごく楽しくて、自分がその町を歩いてるつもりになってワクワク。
どこどこのお家に何々さんが住んでて、みたいなことがきちんと残ってるってすごいなぁ。

次に閉まるのはお庭、ということで、一応の順路とは逆っぽかったけれど、池のあるお庭と井伊家の居住スペースへ。
13時過ぎに地元を出た時には、あまりの日差しの強さと暑さに、帽子もサングラスも持たずにすっぴんで出てきて失敗したと思ったけれど、彦根は曇りで涼しく、お散歩するにはもってこい!
たぶん、すごい目玉スポットがあるわけではないお庭なんやけれど、なんだかそこにいるだけで空気が心地良くって、もし近所に住んでいたら本や編み物とコーヒーとを持ってしょっちゅう遊びに来てしまいそうな美しい空間でした。

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そして、天守へ。
きちんと順路通りに進んでいれば、表門から入ってカッコいい天守を眺めながら石段を登って行けたんだと思いますが、なんせ逆走したので、裏側からの石段をえっちらおっちら登りました。
初めてなので、いつどこにどう辿り着くのか全くわからず、上を見上げても石垣と木と雑草のみ。
「どんな所へ出てくるんやろう・・・?」
とニマニマしながら登ってる時間が、実はこの日一番の萌えポイントでした。
次に行く機会があれば、今度は別の裏口から登ってみたい(笑)

彦根城天守


てっぺんに辿り着くと、とにかく見晴らしが良くて、ええとこ。
「○○万石」とか言われても、日本史がわからない者にとっては「石って何よ?!」状態ですが、この立地にこんな風にお城建てられるってすごい財力なんやろな、と初めて実感が湧きました。
石段多いし、ちょっと吹きっ晒し過ぎるけど、こんなとこに住みたい!

彦根城からの眺め


そして、最後に厩へ。
なんだかね、空間自体がすごいリアル。
私は馬を身近に見たことないけれど、
「あぁ、ここに毛並みの良い馬たちが並んでたんやなぁ」
と想像すると、生き物の体温や息遣い、においまで感じられそうな、そんな場所でした。

お城って歴史好きじゃないと楽しめないのではないかと心配でしたが、全然そんなことなかった!
行く前後で知識量に全く変化が無いことに自分で少し呆れるけれど(笑)
(もうちょっと脳みその吸収力が良かった時代に、きちんと日本史勉強しとけばよかった・・・。)

でも、ひとめぐりして思ったのは、江戸時代って案外身近なのかもしれないということ。
想像もつかないような別世界ではないんですね。
かつてそこで生活していた人々の名残というか、何か感じられるものが残っていて、その延長線上に今を生きている自分がいる、というか。
ちょっと不思議な感覚でした。

次は姫路城に遊びに行ってみたい!



オマケ↓

5月19日

Posted by музыка on 20.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
昨日は母の命日でした。
東日本大震災の年やったから、今年で6年目。
この6年間、いろいろあったけど、それにしても時の経つのは早いなぁ。

母は、
「特別な日のためだけでなく、日常生活をきちんとしなさい」
という考え方の人だったので、とりあえず朝起きて母の写真におはようを言ってから、衣替え、洗濯、靴磨き、庭の草むしり、アイロンがけ、練習等、いろいろ頑張りました。
(休日やったから、お昼寝も少ししたけど・・・。)
私は性格的には大雑把な方に分類されると思うので、何もかもピシッと完璧にするのは無理ですが、それなりにきちんとお掃除をし、それなりに献立を考えつつ自炊するのが当たり前の生活をおくれるのは、生活の整え方を身をもって示してくれた母のおかげかなと思います。

私が両親に感謝していること第一位は、なんと言っても教育にお金をかけてもらえたこと。
だけど、この歳になって改めてありがたいなぁと思うのは、生活習慣や好みであったり、ちょっとした色使いのセンスとかを、少しは受け継げているかもしれないと感じる時です。
目に見えない遺産ってめちゃめちゃ大事だ〜!

私が小さい頃から
「美人薄命やねん!」
と口癖のように言っていた母は、その言葉を実現して62歳で逝ってしまいました。
だけど、あと10年経とうが20年経とうが、母は永遠に62歳のまま。
ずっとツヤツヤのお肌のままみんなの記憶に残れるんやなぁ、と思うと、きっとこれで良かったんかな。
6年経って、ようやく涙もなく平和な命日がおくれました。

さぁて、今日は大学の恩師の退官記念演奏会とパーティ。
懐かしいお顔にたくさん会えるかな。
楽しみです!




食い合わせ

Posted by музыка on 13.2017 日々徒然   0 comments   0 trackback
以前飼っていたゴールデンレトリバーは、
「あんたには野生の勘というものは無いのか???」
と呆れるほど、とにかく何でも食べちゃう子でした。
(石鹸、台所の皿洗いスポンジ、お風呂の体洗いタオル、鼻をかんだ後のティッシュ、植え込みの植物、土、etc.....)

お腹壊したことなんてたくさんありすぎて数え切れませんが、すごく記憶に残っているのが、苺のヘタと鰻の頭をあげた時のこと。
どちらも一応食べ物なのに、ティッシュより遥かにまともなものなのに、めっちゃお腹を壊されました。
脂ののった鰻の頭と水分たっぷりな苺のヘタ。
おそらくものすごく食い合わせが悪かったんやと思います。
フィービーちゃん、ごめん・・・。
それ以来、吉久家では絶対に鰻と苺は同時には食べません(笑)

なぜこんなことを思い出したかというと、今私が練習中の曲が、食い合わせならぬ、弾き合わせがめちゃめちゃ悪いからなのです(涙)
もう一年近く取り組んでいる難曲のメンデルスゾーンが、ようやく本番中でもニッコリ笑いながら弾けるようになってきて、次のミッションであるラヴェルとガーシュウィンに本腰入れて取り組み始めたら・・・。
救いようなくメンデルスゾーンが下手になりました。

全くもって幸せな音が出ない〜〜〜!
これって、タッチの違い?
それともテンションの違い?

練習していて、どうやって自分で自分の身体の方向性を修正したらいいのかもわからなくなって、正直、迷子状態。
あんなに頑張って仕上げてきたのに!
結局、メンデルスゾーンの本番が終わるまではラヴェルとガーシュウィンを封印することに決定。

チェンバロを弾くとラヴェルが弾きやすくなる。
ということは、チェンバロとメンデルスゾーンの相性も悪いかも?
と怖くてチェンバロにも最近触れない・・・。

とにかく今はメンデルスゾーンに集中したいと思います。

ってことを書いといて何やねん!?って感じですが、ゴールデンウィーク最終日の5月7日にラヴェルとガーシュウィン弾きます!
学年は違えど、同じ大学の仲間達4人での演奏会。
無伴奏チェロ、チェロ+ピアノ、ピアノソロ、ピアノ連弾、といういろんな編成が楽しめます。
私はいつもリサイタルの伴奏をさせていただいてる時本野歩君とブラームスのチェロ・ソナタ第2番の第1楽章と、デュオ・マトリョーシカの連弾でラヴェルのスペイン狂詩曲より2曲、そしてガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーを弾きます。

ブラームスがね、ほんまええ曲なんです。
惚れます。
大好きです(笑)
でも、いつも思うのですが、ブラームス、絶対手大きかったよね〜。
10度を掴める手が欲しい・・・。

島本町歴史文化資料館にて、15時開演。
無料なので、気軽にふらっとお立ち寄りください。

デュオ・マトリョーシカでは私がトーク担当なので本読んでネタ仕入れなきゃ!
願わくは、ブラームスとラヴェルとガーシュウィンの弾き合わせが悪くありませんように!



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